本書は、高齢者が転倒・転落する原因である42のリスクファクター(危険因子)について詳しく解説し、今、目の前にいる利用者が転倒・転落を起こす危険性があるのかをアセスメントできるように解説しています。本書に掲載されたリスクファクターを知ることで、転倒・転落事故防止に向け、どのような対策を立てればよいのかが見えてきます。つまり、「施設に入居しているどういう利用者が、どのような理由で転倒・転落するのか」を確認し予測することが、転倒・転落事故防止の第一歩となるのです。以下に本書の特長と活用法について紹介します。