今、保険の義歯をどう作るか

出版社: ヒョーロン・パブリッシャーズ
著者:
発行日: 2015-08-11
分野: 歯科学  >  臨床歯科学
ISBN: 9784864320290
書籍・雑誌
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商品紹介

1996年以来20年にわたるロングセラー『保険の総義歯をどう作るか』に,「保険のパーシャルデンチャー」を加えた全面改訂新版.不採算と言われる“保険の義歯”について,いかに効率よく,かつ良いものを作れるかを考え,そのテクニックを提示.読みやすい文章と多くの写真でわかりやすく解説.

目次

  • 今、保険の義歯をどう作るか

    ―目次―

    I 保険の総義歯をどう作るか―今の私の考え方・作り方
     1.『保険の総義歯をどう作るか』から20年
     2.保険の総義歯,私の考え方
       (1)コピーデンチャーを利用する
       (2)総義歯のあり方,あるべき姿について
         1)総義歯には総義歯の形がある
         2)なぜ「総義歯らしい形」について
            理解しなければならないのか
         3)天然歯の状態を復元する
         4)おやまの法則
         5)印象は顎骨の形を採る
         6)顎堤吸収が進んだ症例の個人トレー印象の難しさ,
            咬合採得の難しさをコピーデンチャーがカバーする
         7)義歯外形と人工歯排列位置の関係
         8)下顎人工歯の排列位置から見た上顎人工歯の
            頬舌的排列位置
         9)なぜパウンドラインなのか
         10)私のパウンドライン
         11)下顎臼歯部頬側辺縁の位置
         12)下顎臼歯部頬側辺縁と上顎頬側辺縁との位置関係
         13)下顎総義歯の形を考える―顎堤吸収が進んだ場合
         14)下顎総義歯の舌側辺縁
         15)下顎総義歯の頬側辺縁
         16)上顎総義歯が外れるとき
         17)あっちが痛い,こっちが痛い,といわれたら
         18)総義歯作製のための顎位は
         19)咬合と咬合調整
     3.保険の総義歯,私の作り方
       (1)上下を別々に作っていく
       (2)コピーデンチャーを利用する
       (3)下顎に咬座印象法を取り入れる

    II 保険のパーシャルデンチャーをどう作るか
       ―今の開業医の考え方・私の作り方
     1.保険のパーシャルデンチャーの問題点など
     2.保険のパーシャルデンチャー,アンケート結果から見える
        開業医の考え方
     3.保険のパーシャルデンチャー,私の作り方
       (1)総義歯とパーシャルデンチャーの二重印象
       (2)咬合採得の工夫
       (3)対合歯,隣在歯を触らずに行う
           (やるかどうかの判断基準)
       (4)どこまで技工をやるか
           (院内技工,保険の場合の外注の使い方)
       (5)クラスプ,人工歯,レジン床の選択
       (6)ガイドプレーンの工夫
       (7)コストに負担をかけない―安価な器材の活用

    III 保険の義歯をどう作るか―Q&A
     Q1.「保険はそこそこ……」というときの“そこそこ”って?
     Q2.「保険でお願いします」という患者さんは,
         本当は何を求めているのか?
     Q3.対応に困る患者さんに,どこまで付き合うか?
     Q4.なぜ,保険の義歯治療は不採算といわれるのか?
     Q5.どのように勉強すれば,義歯がうまく
         できるようになるのか?
     Q6.コピーデンチャーを簡単に作る工夫はあるか?
     Q7 保険の範囲の中で,咬合をどう収めていくか?
     Q8.認知機能が落ちてきた患者さんへの対応は,
         どうすればよいか?
     Q9.便利な器具,使いやすい器具はあるか?
     Q10.義歯修理への対応は,どうすればよいか?
     Q11.これから義歯は増えていく? 減っていく?

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