会話・協働・ナラティヴ

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商品紹介

「リフレクティング・チーム」のトム・アンデルセン,「コラボレイティヴ・セラピー」のハーレーン・アンダーソン,「ナラティヴ・セラピー」のマイケル・ホワイト。本書は,心理臨床・ソーシャルワーク領域で注目を集める「ナラティヴ・アプローチ」の三人の創始者たちが,フィンランド・ハメーンリンナで一堂に会した最初で最後のワークショップの記録である。「問題/治療」の脱構築を通して既存のセラピーが拠って立つ基盤に新たな光をなげかけ,協働的なプロセス/協働的な言語を追求してきた三人の“コラボレイショニスト”たち。来歴の披露,ケースの供覧,率直な議論,そしてリフレクションからなる《マスターズ》の貴重な饗宴を通して,「セラピスト」の新たな責任と倫理が浮上する。

目次

  • 会話・協働・ナラティヴ

    ―目次―

    1 オープニング・トリアローグ

    2 トム・アンデルセン 言葉―さまざまな宇宙を旅する
     岐路/凍りついたあり方といきいきしたあり方/
     ただ、見て、聞き、感じることだ。考えてはいけない。/
     リフレクティング・チーム/ディスカッションI/
     インタビューI/言葉―さまざまな宇宙を旅する/
     ディスカッションII/セラピストとしての仕事/インタビューII/
     インタビューIII/ディスカッションIII/ミーティングの前の
     ミーティング、その後のミーティング/補足/結語/
     国際アウトサイダーの考え/トムの応答

    3 ハーレーン・アンダーソン
       コラボレイティヴ・アプローチの可能性
     知りたがりのロージー―一人の生涯学習者として/基本前提/
     言語と知識は関係的かつ生成的である/コラボレイティヴな
     関係と対話/哲学的スタンス/哲学的スタンスの実行
     ―ボスニアでのコラボレーション/つながること、応答すること/
     ローカルな知識/コラボレイティヴなパートナーシップの実行/
     ディスカッション/誰がホストで、誰がゲストなのか?/
     リフレクションのあり方/信頼とは―関係のあり方か、それとも
     実践か/さらなる会話/再びボスニアへ/国際アウトサイダーの
     考え/ハーレーンの応答

    4 マイケル・ホワイト 治療的会話の足場作り
     阻止された自発性の耐久性/発達の最近接領域/
     発達の最近接領域と治療実践/コリンとマルサのストーリー/
     足場作り会話/学習課題のカテゴリー/既知の身近なものから、
     人々が知ることができるかもしれないことへ/一 初級分離課題/
     二 中級分離課題/三 中上級分離課題/四 上級分離課題/
     五 最上級分離課題/コリンとマルサの話に戻って/
     ディスカッションI/インタヴュー(続き)/
     ディスカッションII/国際アウトサイダーの考え

    5 クロージング・トリアローグ

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