できるだけ平易に噛み砕いた表現とし、カラー図解を多く取り入れるなど、“いま”の学生にとってのわかりやすさにも配慮したテキストを心掛けました。“疾患をもつ患者の看護”の章では、当該の器官で代表的な疾患を取り上げ、看護の基本を示しました。それぞれの疾患をもつ患者の看護は「アセスメント」「生じやすい看護上の問題」「目標と看護」に分けて構成し、看護の考え方・基本を深く学べるよう「なぜそうするのか」という根拠がわかる記述をしました。各章ごとに、冒頭で学習のポイント、章末で「演習課題」を設け、学習者の理解の一助としました。