高次脳機能障害を生きる

出版社: ミネルヴァ書房
著者:
発行日: 2015-11-30
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784623075034
書籍・雑誌
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2,200 円(税込)

商品紹介

周囲からは見えにくい障害ともいわれる高次脳機能障害―本書には、その障害を抱えて生きる当事者とその家族、および彼/彼女らを支援してきた専門職による一一の語りを収める。当事者と家族にみずから、あるいはそれが難しい場合にはインタビューによって受傷後の暮らしや思いをつづってもらうことを試み、さらにはときに悩みつつ彼/彼女らを支援し続けた専門職の視点も加え、ひとりひとりの受傷・発症から今日に至るまでを重層的に描き出した、これまでにない画期的な一冊。

目次

  • 高次脳機能障害を生きる

    ―目次―

    第1話 今さら高次脳機能障害と言われても
     高次脳機能障害って……何それ?
     21年の年月
     〈解説〉発達に伴い、高次脳機能障害が顕在化してきた青年

    第2話 「キレるのが障害」なんだ
     高次脳機能障害になって
     みんなに支えられて
     残念だけどもう一度
     〈解説〉学校への適応を支援して

    第3話 どこまで行ったら健常?
     自分を振り返る
     ともに歩く
     壊れたキングコング
     すべての人に感謝
     〈解説〉言葉に耳を傾ける

    第4話 休まずに会社に行くことが大事と自分に言い聞かせて
     買い物を楽しみに仕事をがんばる
     皆さんに支えられて17年
     縁で結ばれた交流
     〈解説〉脳外傷後の精神症状とその対応

    第5話 高次脳機能障害はないと思う
     制約されるのが嫌
     なすべきことを考えながら
     〈解説〉家族として、専門家として

    第6話 あの日を境に余所見を止めた
     一段ずつ階段を上る
     前向きにがんばった息子を誇りに思う
     〈解説〉医療連携とリハから就労へ

    第7話 合った仕事にめぐりあえて一段落
     仕事を楽しめています
     10年が一区切りなのかもと思っています
     〈解説〉復職したその先に

    第8話 自分でできるようになりたい
     発症してからの生活とこれから
     10年をふり返って
     ゆっくりですが、少しずつ
     〈解説〉地域での生活を支援して

    第9話 隠さずに伝えていこう
     私の障害の日々
     家族思いの父を襲った高次脳機能障害
     いろいろな人の力を借りながら
     〈解説〉高次脳機能障害とは何かを教えてくれた師

    第10話 夫と妻の心の旅
     変わったと言われても……
     解決の糸口を求めて
     〈解説〉当事者と家族は

    第11話 それでも人生は続く
     木原崇博氏の来し方を振り返って

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