血液診療もこなせるようになる! 血液疾患を意識した問診、身体所見の取り方、必要十分な検査の実際などを総論的、各論的に網羅することで、隙のない鑑別診断を行い、速やかな正しい診断に至る具体的な方策を提示した。各テーマに応じて、まずそのテーマについての基本情報をできるだけ簡潔にまとめ、それを踏まえたうえで、効率の良い問診を展開し、身体所見を取とる。得られた情報から検体検査の取捨選択を行い、正しい診断に至る過程について解説した。次いで鑑別診断について、できるだけエビデンスを示しながら解説した。また、適宜代表的な症例を提示し、血液異常を呈する患者において実践されている鑑別診断のプロセスの理解を深めることを求めた。
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