標準作業療法学 専門分野 高齢期作業療法学 第3版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2016-01-01
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784260024402
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商品紹介

主な目次構成は前版を踏襲しつつ、近年重要視されてきている認知症や介護予防、初期集中支援などの内容が重点的に記載された改訂となっている。また実践事例の章では、実際の高齢者への作業療法を具体的にイメージできるよう、ストーリーに沿って様々なケースが紹介されている。今版より健康高齢者や要支援者のケースなどが新たに加わり、豊富な事例を学習することができる。

目次

  • 標準作業療法学 専門分野 高齢期作業療法学 第3版

    ―目次―

    第1章 高齢期作業療法学の基礎
     I.高齢期作業療法学を学ぶ皆さんへ
       A.高齢者と作業療法
       B.高齢期作業療法学で学ぶ事柄とその学び方
     II.高齢社会
       A.高齢化の進展
       B.社会施策の変遷
     III.高齢期の課題
       A.高齢期への適応
       B.高齢期のQOL
       C.高齢期の社会活動
       D.高齢期の家族関係
       E.現代社会と高齢者
     IV.社会制度
       A.わが国の高齢者福祉対策
       B.高齢者を守る法律
       C.制度の変化
     V.高齢期の作業療法
       A.高齢期障害と障害受容
       B.一般高齢者の状況
       C.高齢期作業療法の役割と機能
       D.高齢期作業療法の目的
     VI.高齢期の一般的特徴
       A.老化とは
       B.高齢期の生理的・身体的特徴
       C.老年症候群
       D.高齢期の精神的・心理的特徴
     VII.高齢期に多い疾患
       A.循環器疾患
       B.呼吸器疾患
       C.神経疾患
       D.運動器(骨・骨格筋)疾患
       E.内分泌代謝疾患
       F.精神疾患
       G.皮膚疾患
       H.眼疾患
     VIII.認知症
       A.認知症とは
       B.認知症の分類と原因
       C.認知症の症状
       D.認知症をきたす代表疾患

    第2章 高齢期作業療法の実践
     I.高齢期作業療法の実践過程
       A.作業療法士が理解しておくべき人権と尊厳
       B.高齢者の生活の見方
       C.高齢期作業療法の実践過程
       D.おわりに
     II.病期に応じた治療・援助内容の違い
       A.高齢期の対象者がたどる病期の流れ
       B.急性期
       C.回復期
       D.生活期
       E.終末期
     III.実施場所に応じた治療・援助内容の違い
       A.一般病院
       B.療養病床
       C.認知症病棟
       D.介護老人保健施設
       E.介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
       F.在宅
     IV.一般高齢者の作業療法
       A.健康高齢者
       B.虚弱高齢者
       C.身体障害をもった高齢者
       D.寝たきり高齢者
       E.精神障害をもった高齢者
     V.介護予防の作業療法
       A.介護予防とは
       B.超高齢社会と地域包括ケアシステム
       C.介護予防における作業療法士の役割
       D.介護保険制度における介護予防の位置づけとその変遷
       E.今までの介護予防に学ぶ
       F.これからの介護予防事業について
     VI.認知症高齢者の作業療法
       A.認知症に対する作業療法の位置づけ
       B.作業療法における評価の目的とアセスメントツール
       C.疾患別の作業療法の視点
       D.支援場所による作業療法の実践
       E.介護家族への支援
       F.地域資源の活用

    第3章 高齢期作業療法の実践事例
     I.健康高齢者のケース
       A.不活発な生活から活動的な生活へ
       B.作業療法初期評価
       C.作業療法士としてのかかわり,支援
       D.考察・まとめ
     II.要支援者のケース−介護支援専門員の立場から
       A.緊張と胸躍る初回面接
       B.作業療法評価
       C.治療・指導・援助
       D.考察・まとめ
     III.要介護者のケース−医療から在宅まで
      1.回復期リハビリテーション病棟
       A.介護老人保健施設へ送り出し
       B.作業療法評価・実施計画
       C.治療・指導・援助
       D.考察
      2.介護老人保健施設
       A.医療との連携
       B.作業療法評価と計画の立案
       C.治療・指導・援助
       D.考察
      3.通所リハビリテーション
       A.集団での活動から役割獲得へ
       B.作業療法評価と計画の立案
       C.治療・指導・援助
       D.考察
      4.訪問リハビリテーション
       A.在宅から地域へ
       B.作業療法評価と計画の立案
       C.治療・指導・援助
       D.考察
      5.まとめ
     IV.軽度の認知症高齢者のケース
       A.作業療法の視点の強み
       B.作業療法評価
       C.治療・指導・援助
       D.考察・まとめ
     V.中等度の認知症高齢者のケース
       A.「その人らしさ」を引き出すアプローチ
       B.作業療法評価・実施計画
       C.治療・指導・援助
       D.考察・まとめ
     VI.重度の認知症から寝たきりに移行したケース
       A.作業療法士(作業療法)の力の見せどころ
       B.作業療法評価・実施計画
       C.治療・指導・援助
       D.考察・まとめ
     VII.終末期においてアクティビティが影響を与えたケース
       A.はじめに
       B.作業療法評価
       C.治療・指導・援助
       D.考察・まとめ
     高齢期作業療法学の発展に向けて
       A.高齢期作業療法をとりまく現状から
       B.介護予防
       C.在宅復帰・在宅生活支援
       D.認知症高齢者に対するリハビリテーション
       E.看取り・終末期への取り組み
       F.マネジャーとしての作業療法士
       G.おわりに
     さらに深く学ぶために

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