基礎から学ぶ 胃癌の病理

出版社: 日本メディカルセンター
著者:
発行日: 2015-05-13
分野: 臨床医学:基礎  >  臨床病理学
ISBN: 9784888752787
書籍・雑誌
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商品紹介

本書は,自分が病理を始めて右往左往していたころを思い出しながら,臨床の先生方や若い病理の先生にも,胃粘膜の正常構造・機能・分化,そして,そこから徐々にずれていく様々の胃の病変の成り立ちを分かって頂けるようにとの思いで綴った.

目次

  • 基礎から学ぶ 胃癌の病理

    ―目次―

    1. 胃粘膜の正常構造と細胞分化
     解剖/胃粘膜の構造/胃底腺/幽門腺/神経内分泌細胞/
     附録:各種分子の発現パターン

    2. Helicobacter pylori感染,慢性胃炎,腸上皮化生
     H. pyloriとその棲息環境/慢性胃炎/慢性萎縮性胃炎と
     腸上皮化生/胃炎の評価

    3. 胃生検組織診断分類(Group分類)の概要
     胃生検組織診断分類(Group分類)―13版から14版への改訂の
     ポイント/Group X/Group 1/Group 2/Group 3/Group 4/
     Group 5

    4. 胃癌(腫瘍)の肉眼型分類,深達度
     胃癌の肉眼型分類/胃癌の深達度

    5.胃生検診断フローチャート
     腫瘍細胞量は十分か?/腺管の異型性の判定/
     細胞の異型性の判定/間質を見る

    6.Group分類別の病理学的鑑別の実際
     (1) 過形成性および再生性病変(Group 1)
      ポリープの肉眼分類/ポリープの組織分類/再生異型/その他
     (2) 腺腫性病変(Group 3)
      腸型腺腫および腺癌/胃型腺腫
     (3) 癌確定診断に至る過程(Group 2,Group 4)
      癌の診断に至る過程:初回Group2の場合/
      初回Group3との鑑別が問題となった場合/初回Group4の場合
     (4) 胃癌の組織診断と免疫組織学的分類(Group 5)

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