神経内科外来シリーズ 2 パーキンソン病外来

出版社: メジカルビュー社
著者:
発行日: 2016-03-01
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 9784758303835
シリーズ: 神経内科外来シリーズ
電子書籍版: 2016-03-01 (第1版第1刷)
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商品紹介

神経内科医が接する機会の多い神経疾患(頭痛、認知症、パーキンソン病、てんかん、脳卒中)の外来診察に必要なノウハウを、シェーマ、フローチャートなどを多用しコンパクトにまとめて解説しているシリーズ。今回は、「パーキンソン病」を取り上げる。超高齢社会をむかえ、パーキンソン病患者は増えつつあり、今後外来でも診療の機会が増えていくと考えられる。外来で必要な基本的知識、外来の基本的な流れを解説した後、パーキンソン病のさまざまな症状に対する治療をCase Studyをとおして学べるようになっている。また合わせてガイドラインに基づく治療が身につけられるようにした。パーキンソン病外来の基本が身につく1冊である。

目次

  • 神経内科外来シリーズ 2 パーキンソン病外来

    ―目次―

    I. パーキンソン病についての基礎知識
     パーキンソン病とは
     パーキンソン病の疫学
     パーキンソン病の病理
     遺伝性パーキンソン病

    II. 外来診療の進め方
     問診のポイント
     診察
     運動症状と診断基準・評価スケール
     非運動症状と評価スケール
     検査
     鑑別診断:多系統萎縮症
     鑑別診断:進行性核上性麻痺
     鑑別診断:大脳皮質基底核変性症
     鑑別診断:Lewy小体型認知症
     鑑別診断:脳血管性パーキンソニズム
     鑑別診断:正常圧水頭症
     鑑別診断:薬剤性パーキンソニズム
     外来診療のポイント

    III. 外来治療の進め方
     薬物療法:運動症状に対する薬物療法
     薬物療法:精神症状に対する薬物療法
     薬物療法:自律神経症状に対する薬物療法
     リハビリテーション
     脳深部刺激療法の適応・合併症

    IV. Case Study:症例を通してガイドラインを学ぶ

    V. 外来診療のpitfall

    VI. 社会資源の活用法
     特定疾患制度、身体障害者制度、介護保険による認定
     患者支援組織

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

I パーキンソン病についての基礎知識

P.8 掲載の参考文献
2) Rowntree LG. James Parkinosn. Bull Johns Hopk Hosp 1912 ; 23 : 33-45.
4) Parkinson J. An Essay on the Shaking Palsy. Sherwood, Neely and Jones, London, 1817.
5) Charcot JM : Lecon sur les desordres du system nervoeux 1892, p155-7.
6) Lewy FH : Paralysis agitans. I. Pathologische Anatomie. In : Lewandowsky M, editor. Handbuck der Neurologie. Vol III/2. Berlin, Springer, 1912.
7) Tretikakoff C. Contribution a l'etude Ianatomie pathologique du locus niger de Soemmerring avec quelques deductions relatives a la pathogenie des troubles du tonus musculaire et la maladie de Parkinson (These). Paris : Jouve, 1919.
8) Haβler R. Zur Pathologie der Paralysis agitans und des postenzephalitischen Parkinsonismus. J Psychol Neurol (Leipzig) 1938 ; 48 : 387-476.
11) 佐野勇. 錐体外路系の生化学. 神経進歩 1960 ; 5 : 42-8.
12) Birkmayer W, Hornykiewicz O. [The L-3,4-dihydroxyphenylalanine (DOPA) -effect in Parkinsonakinesia]. Wien Klin Wochenschr 1961 ; 73 : 787-8.
P.15 掲載の参考文献
P.21 掲載の参考文献
P.28 掲載の参考文献
1) 波田野 琢. 家族性パーキンソン病の種類と臨床症状 : これをみたら遺伝子異常を考える. Modern Physician.
2) 森聡生, 波田野琢, 他. パーキンソン病の病因遺伝子. Pharma Medica 2015 ; 33 (7) : 15-23.
15) Sidransky E, Nalls MA, et al. Multicenter analysis of glucocerebrosidase mutations in Parkinson's disease. N Engl J Med 2009 ; 361 : 1651-61.

II 外来診察の進め方

P.33 掲載の参考文献
P.39 掲載の参考文献
P.47 掲載の参考文献
P.61 掲載の参考文献
10) 福原俊一, 他. 日本語版 the Epworth Sleepiness Scale (JESS) ~これまで使用されていた多くの「日本語版」との主な差異と改訂. 日呼吸会誌 2006 ; 44 (11) : 896-8.
13) 岡田和悟, 他. やる気スコアを用いた脳卒中後の意欲低下の評価. 脳卒中 1998 ; 20 : 318-23.
24) Kondo T, Takahashi K. Translation and linguistic validation of the Japanese version of the wearing-off questionnaires (WOQ-19 and WOQ-9). Brain Nerve 2011 ; 63 (11) : 1285-92.
P.67 掲載の参考文献
P.71 掲載の参考文献
P.75 掲載の参考文献
P.79 掲載の参考文献
P.83 掲載の参考文献
P.87 掲載の参考文献
P.91 掲載の参考文献
P.95 掲載の参考文献
1) 重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬剤性パーキンソニズム (錐体路障害, 錐体外路症状). 厚生労働省.
2) Fridman A, Sanotsky Y, et al. Drug-induced Parkinsonism. Erik Walters, Christian Baumann, eds. Parkinson Disease and Other Movement Disorders. VU University Press 2014 ; 372-84. ISBN-978-90-8659-666-9.
P.98 掲載の参考文献
1) 「パーキンソン病治療ガイドライン」作成委員会. 日本神経会監修, パーキンソン病治療ガイドライン 2011, 2011.

III 外来治療の進め方

P.113 掲載の参考文献
P.123 掲載の参考文献
7) 日本神経学会治療ガイドラインAd Hoc委員会. パーキンソン病治療ガイドライン 2011. 医学書院, 2011.
8) 日本精神神経学会監修. DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル. 医学書院, 2014.
P.131 掲載の参考文献
14) 日本神経学会監修. パーキンソン病治療ガイドライン 2011. 医学書院, 2011.
P.139 掲載の参考文献
1) 日本神経学会監修「. パーキンソン病治療ガイドライン」作成委員会編集, パーキンソン病治療ガイドライン 2011, 東京, 医学書院.
2) Jain SS, Kirshblum SC. Parkinson's disease and other movement disorders. In : Delisa JA, et al, editor. Rehabilitation medicine : principles and practice, 3rd ed. Philadelphia, Lippincott, 1998, p1035-56.
10) Dam M, Tonin P, Casson S, et al. Effects of conventional and sensory-enhanced physiotherapy on disability of Parkinson's disease patients. Adv Neurol 1996 ; 69 : 551-5.
12) Pacchetti C, Aglieri R, Mancini F, et al. Active music therapy and Parkinson's disease : methods. Funct Neurol 1998 ; 13 : 57-67.
15) Ito N, Hayashi A, Lin W, et al. Music therapy in Parkinson's disease : improvement of Parkinsonian gait and depression with rhythmic auditory stimulation. In : Nakada T, editor. Integrated human brain science : theory, method application (music). New York, Elsevier Science, 2000, p435-43.
16) 林明人. Parkinson病と音楽療法. 神経内科 2007 ; 67 : 236-42.
17) 林明人. パーキンソン病に効く音楽療法CDブック. マキノ出版, 2012.
P.147 掲載の参考文献
1) 服部信孝 (監), 大山彦光 (訳), 下泰司 (訳), 梅村淳 (訳). 運動障害診療マニュアル. 医学書院, 2013.
4) 梅村淳, 大山彦光, 下泰司, 服部信孝. 神経内科医に必要な脳深部刺激療法に関する知識. 臨床神経学 2013 ; 53 : 911-4.

IV Case Study : 症例を通してガイドラインを学ぶ

P.152 掲載の参考文献
P.156 掲載の参考文献
1) パーキンソン病治療ガイドライン 2011, 日本神経学会監修, 医学書院, 2011年.
P.160 掲載の参考文献
P.165 掲載の参考文献
1) パーキンソン病治療ガイドライン作成委員会編. パーキンソン病治療ガイドライン 2011. 日本神経学会監修, 医学書院, 東京.
P.168 掲載の参考文献
2) パーキンソン病治療ガイドライン 2011. パーキンソン病治療ガイドライン作成委員会編. 日本神経学会監修. 医学書院, 東京.
5) 神成一哉, 倉橋幸造, 冨山誠彦, 他. 選択的5-HT1A受容体アゴニスト, クエン酸タンドスピロンのL-DOPA-induced dyskinesia軽減効果. 脳神経 2002 ; 54 : 133-7.
P.171 掲載の参考文献
2) 山元敏正ほか. 起立性低血圧を伴うパーキンソン病では副腎髄質の交感神経と圧受容器反射機能は保たれる. 自律神経 2011 ; 48 : 251-7.
3) 山元敏正, ほか. パーキンソン病の自律神経症状. Brain Nerve 2012 ; 64 : 394-402.
4) 「パーキンソン病治療ガイドライン」作成委員会編. 日本神経学会監修. CQ4-9 起立性低血圧の治療はどうするのか. パーキンソン病治療ガイドライン 2011, 医学書院, 東京, 2011, p175-7.
P.175 掲載の参考文献
P.180 掲載の参考文献
2) Sakakibara R, Fowler CJ. Bladder dysfunction in Parkinson's Disease. In : Non-Motor Symptoms of Parkinson's Disease. Second edition. Eidtors : Chaudhuri KR, Tolosa E, Schapira A, Poewe W, Oxford University Press, UK, 2014.
4) 榊原隆次, 編著. 神経因性膀胱ベッドサイドマニュアル. 中外医学社, 東京, 2014.
5) Sakakibara R, Panicker J, Finazzi-Agro E, et al. Parkinson's Disease Subcomittee, The Neurourology Promotion Committee in The International Continence Society. A guideline for the management of bladder dysfunction in Parkinson's disease and other gait disorders. Neurourol Urodyn 2015 Mar 25. doi : 10.1002/nau.22764. [Epub ahead of print] PMID : 2581003
P.184 掲載の参考文献
1) American Academy of Sleep Medicine. International Classification of Sleep Disorders, 2nd ed. Diagnostic and Coding Manual. Westchester, Illinois, American Academy of Sleep Medicine, 2005.
3) パーキンソン病治療ガイドライン作成委員会編. パーキンソン病治療ガイドライン 2011. 東京, 医学書院, 146-66, 2011.
P.188 掲載の参考文献
1) 日本神経学会治療ガイドラインAd Hoc委員会. パーキンソン病治療ガイドライン 2011. 医学書院, 2011.
P.192 掲載の参考文献
1) 日本神経学会治療ガイドラインAd Hoc委員会. パーキンソン病治療ガイドライン 2011. 医学書院, 2011.
P.197 掲載の参考文献
2) 岡田和悟, 他. やる気スコアを用いた脳卒中後の意欲低下の評価. 脳卒中 1998 ; 20 : 318-23.
4) 高橋良輔, 他. うつの治療はどうするか. 「パーキンソン病治療ガイドライン」作成委員会編, パーキンソン病治療ガイドライン 2011. 東京, 医学書院, 152-5, 2011.
P.201 掲載の参考文献
P.205 掲載の参考文献
P.209 掲載の参考文献
P.213 掲載の参考文献
1) Parkinson J. An essay on the shaking palsy. London : Whittingham and Rowland, 1817.
2) 藤本健一. 治療上の問題点と対策「姿勢異常」. 日本臨増刊号 2009 ; 67 : 475-8.
3) 藤本健一, 池口邦彦, 他. Parkinson病治療薬による姿勢異常の全国疫学調査. 厚生労働科学研究補助金 難治性疾患克服研究事業 神経変性疾患に関する調査研究 平成22年度総括・分担研究報告書. 2011, pp188-90.
5) 藤本健一. 姿勢異常を伴う神経疾患. 脊椎脊髄 2013 ; 26 : 633-40.
P.216 掲載の参考文献
1) 藤本健一. Parkinson病における病的賭博. 神経内科 2007 ; 66 : 88-93.
2) 藤本健一. 病的賭博とパーキンソン病. Brain Nerve 2008 ; 60 : 1039-46.
3) 藤本健一. パーキンソン病治療に伴う脱抑制性の行動異常. Brain Nerve 2012 ; 64 : 373-83.
5) Diagnostic and Statistical Mannual of Mental Disorders 4th ed. American Psychiatric Association, Washington, 1994.
P.221 掲載の参考文献
1) 日本神経学会「パーキンソン病治療ガイドライン」作成委員会. パーキンソン病治療ガイドライン 2011. 医学書院, 2011.

V 外来診療のpitfall

P.227 掲載の参考文献
P.231 掲載の参考文献
P.236 掲載の参考文献
P.241 掲載の参考文献
1) 池邊紳一郎, 森 秀生, 角野禎子, 他. 進行性の歩行及び注視障害を認めた77歳男性. 脳と神経 2000 ; 52 : 269-279. 水野美邦, 森秀生編. Neurological CPC. 順天堂大学脳神経内科, 臨床・病理カンファレンス, 医学書院 収載.
P.243 掲載の参考文献

VI 社会資源の活用法

P.250 掲載の参考文献
1) 厚生労働省健康局疾病対策課. 難病医療費助成制度概要, 平成27年.
2) 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部. 身体障害者障害程度等級表の解釈, 平成15年.
3) 厚生労働省社会・援護局障害福祉部. 障害者総合支援法対象疾病 (難病) の見直しについて, 平成27年.
4) 介護保険法施行令 第2条, 平成10年.

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