目次
- 喪失とともに生きる―対話する死生学
―目次―
序 対話する死生学 喪失とともに生きるために
1章 喪失とともに生きる人たちとの出会い
グリーフカウンセリングの現場から
コメント1 日本におけるグリーフケアカウンセラー
臨床心理学と日本的心性の狭間で
コメント2 グリーフサポートと民俗
2章 こどものいのちを看取ること 小児救急の現場から
コメント1 寄り添いの変容 一世紀を経た二つの手記より
コメント2 こどもを看取る家族への看護
3章 生を享けること、失うこと 周産期医療の現場から
コメント1 死産を経験した家族に対するサポート
コメント2 幼い子を失った親の経験について
4章 老病死に向き合う人から学ぶ 終末期ケアの現場から
コメント1 「自分を失うこと」とどう向き合うか
コメント2 「ホスピタル」はいかに「病院」となったか
5章 ホームを失って生きる 路上生活者の語りから
コメント1 「ホーム」の意味について考える
コメント2 困窮する人を「助ける」ということ
私たちの「居場所」をめぐって
6章 がんが教えてくれたこと 患者・看護師としての体験から
コメント1 がん闘病者・サバイバーの喪失体験と生
コメント2 病とともに生きるということ
7章 自他の喪失を支えるつながり グリーフから希望を
コメント1 喪失から紡がれてゆくいのちのサポート
コメント2 いのちの支え合いの場に立つ
終章 死とともに生きることを学ぶ 対話する死生学のために