老いることの意味を問い直す

出版社: クリエイツかもがわ
著者:
発行日: 2016-07-31
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784863421912
書籍・雑誌
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2,420 円(税込)

商品紹介

65歳以上の高齢者を対象にした大規模調査研究「柏スタディー」の成果から導き出された、これまでの介護予防事業ではなしえなかった画期的な「フレイル予防プログラム」=市民サポーターがすすめる市民参加型「フレイルチェック」。「食・栄養」「運動」「社会参加」を三位一体ですすめる「フレイル予防を国民運動」にと呼びかける。フレイル対策は、これからの国家プロジェクトに位置づけられる…はじめてのフレイル対策の本!

目次

  • 老いることの意味を問い直す

    ―目次―

    プロローグ フレイルチェックの高齢者サロンルポ

    Part1 高齢者のフレイル論―上手に老いるには
     フレイルとは
     いままさに求められる「早期予防重視型システム」
    「フレイル・ドミノ」
      ─機能低下が顕在化する前からの早期介入がカギ
     新概念「オーラルフレイル」
      ─栄養(食・歯科口腔)からみたフレイルの流れ
     最先端と最前線の融合
     フレイル予防は「総合知によるまちづくり」

    Part2 座談会1 栄養・身体活動・社会参加の三位一体で、
             フレイル予防を国民運動に 
     高齢者はなぜフレイルになるのか
     栄養面のフレイル期こそ気づくべきとき
     三位一体」が医学概念を変える
     よりシビアな段階での医師、歯科医師、栄養士の連携
     フレイル予防の国民運動をどうつくるのか

    Part3 8020運動を経て、オーラルフレイルへ…戸原玄
     口腔の機能の重要性
      ─パラダイムシフトに尽力した口腔機能向上プログラム
     生活の視点
      ─歯ありきでも嚥下ありきでもなく、患者さんの過ごし方をみる
     オーラルフレイルの視点
      ─治療対象を歯だけにしては追いつけない
     待ちのスタンスから、生涯つき合う歯科医師へ
      ─変わりつつある歯学教育

    Part4 座談会2 栄養管理における発想転換
     和光市のコミュニティケア会議
     超高齢化社会を生きる食
     配食サービスの問題と活路
     食を通じて生活をトータルに見る
     すべてを根本的に変える発想の転換

    Part5 栄養の意味を問い直す―地域、在宅での栄養の重要性と課題
     在宅高齢者の栄養評価に何が必要か
     何となく不健康な在宅高齢者
     高齢者と低アルブミン血漿

    Part6 座談会3 食べることができなくなるとき
           ―「誤嚥性肺炎から胃ろう」への悪循環を断ち切る
     医学的な問題
     日常生活の問題
     本人の意向の問題
     関係者・家族・周囲の状況
     悪循環を断ち切るには
     本人・家族の意思と医学の関係

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