患者様・ご家族のための回復期リハビリテーション

出版社: ニューロエビデンス
著者:
発行日: 2016-10-01
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784908916014
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商品紹介

本書では、厚生労働省が定めた「回復期リハビリテーション病棟」で行われているリハビリテーションについて、解説します。回復期のリハビリテーションをより充実させるために、その基礎となることを、最新の知見も加えて、解説しました。

目次

  • 患者様・ご家族のための回復期リハビリテーション

    ―目次―

    第1章 何故リハビリテーションの結果に差が出るのか?
    回復期リハビリテーションは病棟単位で運営されている
    回復期リハビリテーションには充実度に応じた区分がある
    リハビリテーション医学の専門医・指導医がいるか?
    リハビリテーションの提供量(提供時間)が最も大切だが…
    アウトカム評価でリハビリ病院の実力が分る時代に

    第2章 回復期の心のケア
    世界保健機構の健康の定義は、
    身体的・精神的・社会的に完全な状態
    リハビリテーションの究極の目的は人間性の復権
     回復期に揺れ動く複雑な患者心理
     末期がん患者で研究された患者心理 ―ステージ理論―
     失ったものでヒトの価値は変わらない―4つの価値―
     最良のリハビリテーションは家族の理解と共感
     本当の気持ちを言えない  高齢者の親心
     スタンダードなリハビリテーションの重要性

    第3章 回復期リハビリテーション病院に必要な医療
     安らげる療養環境か? リハビリ専門病院のレイアウト
     病棟内や屋外にもリハビリテーションスペースがあるか?
     活動開始にむけて、全身管理とリスク管理
     リハビリテーションにおける転倒予防の考え方
     回復期リハビリテーション中も継続すべき専門医療
     早期離床に潜むリスク、脳梗塞後の脳血流減少

    第4章 リハビリテーション栄養学
     サルコペニアと低栄養  運動に必要な栄養の確保
     リハビリテーション中には低栄養の方が多い
     回復期リハビリテーションでは多くのカロリーを必要とする
     栄養状態と筋肉量 定期計測の重要性

    第5章 高次脳機能障害
     救急医療の発達により高次脳機能障害が社会問題に
     谷間の障害と呼ばれる高次脳機能障害
     医師でも分かりにくい高次脳機能障害の特徴
     高次脳機能障害にはチームアプローチが必要
     専門の心理士が配置されているか?
     記憶障害の特徴と家族対応のポイント
     注意障害の特徴と家族対応のポイント
     遂行機能障害の特徴と家族対応のポイント
     社会的行動障害の特徴と家族対応のポイント

    第6章 復職支援と自動車運転
     復職支援の開始 患者側に立った職場との調整
     困難事例では障碍者就労支援センター等と連携
     自動車運転の法律厳格化 一定の病気の届け出義務
     改正道路交通法における医師の役割
     一定の病気後の自動車運転再開の手続き
     運転の可否について 包括的評価の必要性
     復職後について 情報伝達の重要性

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