臨床病理レビュー 第156号 2016年
出版社: |
克誠堂出版 |
発行日: |
2016-10-30 |
分野: |
臨床医学:基礎
>
雑誌
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ISSN: |
13459236 |
雑誌名: |
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特集: |
高齢者の臨床検査値の見方・考え方 |
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目次
- 臨床病理レビュー 第156号 2016年
―目次―
特集 高齢者の臨床検査値の見方・考え方
第1章
1. 高齢者の臨床検査値に興味を持たれたみなさんへ
2. 高齢者の検査値に基準範囲はあるのか?
3. 臨床検体19項目のデータを俯瞰して
4. 臨床検体と健診検体の両データを見て
第2章
1. 19 項目の検査値の加齢変化
血球計数検査5項目 ( 血液中にある細胞成分の数や量)
1. RBC( 赤血球数)
2. Hb( ヘモグロビン量)
3. Ht( ヘマトクリット値)
4. WBC( 白血球数)
5. PLT( 血小板数)
酵素活性検査4項目
( 血清中に含まれる各種臓器で産生される酵素類の活性)
6. AST( アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)
7. ALT( アラニンアミノトランスフェラーゼ)
8. ALP( アルカリ性フォスファターゼ)
9. GGT( γ - グルタミルトランスペプチダーゼ)
含窒素成分検査2項目
10. UN( 尿素窒素)
11. CRE( クレアチニン)
脂質関連検査4項目 ( 脂質代謝を反映する血清中の脂質)
12. T-CHO( 総コレステロール)
13. TG( 中性脂肪)
14. HDL-C( HDL コレステロール)
15. LDL-C( LDL コレステロール)
蛋白検査2項目 ( 血清中に含まれる蛋白質の総量とアルブミン量)
16. TP( 総蛋白)
17. ALB( アルブミン)
糖代謝検査2項目 ( 血糖値と糖化ヘモグロビンの量)
18. GLU( グルコース)
19. HbA1c( ヘモグロビン A1c)
2. 高齢者の検査値(19項目)の傾向と考え方
血球計数検査5項目
1.臨床検体では加齢により顕著な低下傾向を示す
赤血球系3項目 (RBC,Hb,Ht)
2.臨床検体では加齢により軽度の低下傾向を示す
血小板数 (PLT)
3.臨床検体では加齢による特徴的な変動のない
白血球数 (WBC)
生化学的検査14項目
4.臨床検体では加齢により上昇する3項目( ALP,CRE,UN)
5.臨床検体では加齢により低下する2項目( TP,ALB)
6.臨床検体では加齢による低下に特有の性差を示す2項目
(LDL-C,T-CHO)
7.臨床検体では性別により加齢変化に違いを示す3項目
(GGT,TG,HDL-C)
8.肝細胞障害を反映する2つの逸脱酵素( AST,ALT)
9.糖代謝異常を反映する2つの検査( GLU,HbA1c)
さいごに
3. 健康診断のデータからみた65歳以上の臨床検査値
4. これらのデータは臨床でどのように使えるか,期待できるか
5. 臨床検査の今日まで,そして,これから
資料編
1. 施設間の検査データの安定性と互換性について
1)検体採取から測定までの各種保存法による測定値の安定性
2)ラボ研各施設の測定値の互換性
(クロスチェックによる一致度)
2. ラボ研と私―その生い立ちとこれからについて―