腎機能に応じた投与戦略

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2016-11-15
分野: 臨床医学:内科  >  腎臓
ISBN: 9784260028646
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商品紹介

重篤な副作用を回避するために医師、薬剤師が知っておきたいキーワード、考え方、計算式を、症例をあげながら具体的に解説。NSAIDs、β遮断薬、スタチン、抗菌薬など、処方頻度の高い薬のリスクと注意ポイントについて、実践的な情報を記載した。腎機能を正しく評価するための「10の鉄則」と、圧倒的な情報量の「腎機能別薬剤投与量一覧表」を収載! 上手な薬の使いかたを導く。

目次

  • 腎機能に応じた投与戦略

    ―目次―

    第1章 この副作用,防げますか?
     1 腎機能の低下した糖尿病患者で長引く致命的な低血糖→SU薬
     2 出血による死亡は発売後半年で23例,
       この悪夢は肥満患者で繰り返される?
       →ダビガトランエテキシラート(プラザキサ)
     3 腎機能正常の高齢者に起きた真夏の意識障害
       →バラシクロビル(バルトレックス)
     4 コルヒチン服用の腎障害患者に併用すると生命を脅かす薬
       →クラリスロマイシン(クラリス,クラリシッド)
     5 外用薬が原因で透析導入を要した急性腎不全
       →マキサカルシトール(オキサロール軟膏)
     6 まじめに服用し続けた患者を透析に追い込んだ薬→NSAIDs
     7 腎機能の見積もりミスによる取り返しのつかない
       薬剤性腎障害→バンコマイシン

    第2章 副作用を起こさないために知っておきたい腎機能の話
     1 腎機能に応じた投与設計
     2 肝腎な話〜薬剤の肝代謝・腎排泄について〜
     3 クレアチニンを徹底的に科学する
     4 血清Cr値を基にした推算式の利点と問題点
     5 添付文書の腎機能表記の大問題
     6 シスタチンCを測定していますか?
     7 過大腎クリアランス(ARC)
     8 糖尿病患者・ネフローゼ患者の実測CCr,eGFRに及ぼす影響
     9 確認問題−この症例の腎機能は?
     10 第2章のまとめ

    第3章 診療科別 危ない薬,意外と使える薬
     1 精神科編
     2 神経内科編
     3 整形外科・ペインクリニック・リウマチ科編
     4 循環器内科編
     5 代謝内科編
     6 糖尿病内科編
     7 消化器内科編
     8 感染症科編
     9 眼科編
     10 泌尿器科編
     11 皮膚科編
     12 腫瘍内科編
     13 その他

    第4章 腎機能を正しく評価する「10の鉄則」
     鉄則1
     鉄則2
     鉄則3
     鉄則4
     鉄則5
     鉄則6
     鉄則7
     鉄則8
     鉄則9
     鉄則10
     附則1
     附則2

    第5章 腎機能別薬剤投与量一覧表

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