ここまで使える新生児・小児のパルスオキシメトリ

出版社: メディカ出版
著者:
発行日: 2016-12-15
分野: 臨床医学:内科  >  周産期(新生児)
ISBN: 9784840461214
電子書籍版: 2016-12-15 (電子書籍版)
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商品紹介

臨床で想定されうるシチュエーションごとに、パルスオキシメータの活用法を徹底解説。SpO2はもちろん、新時代の指標を使いこなすための知識がこの一冊に。復習に役立つ演習ドリルも充実。明日から、モニタを見る目がぐんと変わる! 見えてくるものが増える!

目次

  • ここまで使える新生児・小児のパルスオキシメトリ

    ―目次―

    【第1章 パルスオキシメトリを活用するための基本】
    (1)SpO2モニタリングの基本原理
    (2)SpO2とPaO2の関係〜ヘモグロビン酸素解離曲線〜
    (3)呼吸・循環管理におけるSpO2
    (4)SpO2変動の原因

    【第2章 SpO2に併せて使える指標】
    (1)灌流指標(PI)
    (2)脈波変動指標(PVI)
    (3)ヘモグロビン(Hb)
    (4)メトヘモグロビン(MetHb)

    【第3章 シチュエーション別:
        こんなことがわかる・ここまで使えるパルスオキシメトリ】
    (1)新生児蘇生時
    (2)skin to skin contact時
    (3)産科入院中の心雑音
    (4)NICU:呼吸障害があるとき
    (5)NICU:酸素使用中
    (6)NICU:新生児遷延性肺高血圧症時
    (7)NICU:一酸化窒素吸入療法中
    (8)NICU:ショック時
    (9)乳児検診・小児科外来
    (10)睡眠薬を使った処置・検査時
    (11)iSpO2(R)の活用
    (12)SpO2連続記録解析

    【第4章 赤ちゃんにやさしいプローブの取り扱い】
    (1)蘇生時
    (2)平常時
    (3)パルスオキシメータと皮膚ケア
    (4)SpO2観察のポイントとトラブルシューティング

    【第5章 使い方がらくらく身につく演習ドリル】
    (1)SpO2が良好にもかかわらず皮膚色が蒼白な児
    (2)人工換気中のSpO2の突然の低下と高濃度酸素に対する反応不良
    (3)換気回数を下げた後のSpO2の低下
    (4)人工換気中の重炭酸投与後のSpO2の改善
    (5)心拍増加に伴うSpO2の低下
    (6)発熱、哺乳不良、多呼吸に伴うSpO2の低下
    (7)日齢2で認められた上下肢でのSpO2の解離
    (8)日齢2に見られた多呼吸とSpO2の変動
    (9)一酸化窒素吸入療法中のSpO2変化の有無
    (10)1カ月健診での体重増加不良と多呼吸
    (11)生後2カ月での呼吸障害
    (12)MRI検査前のSpO2の低下

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 パルスオキシメトリを活用するための基本

P.27 掲載の参考文献
1) 尾崎孝平. 血液ガス・酸塩基平衡教室 : おもしろいほどスラスラわかって臨床につかえる! 大阪, メディカ出版, 2009, 296p.
2) 堀川由夫. パルスオキシメータを10倍活用する血液ガス "超" 入門. 東京, 医学書院, 2013, 120p.
3) 細野茂春編. よくわかる新生児の血液ガス : 周産期スタッフのための. 大阪, メディカ出版, 2015, 160p.

第2章 SpO2に併せて使える指標

P.37 掲載の参考文献
P.44 掲載の参考文献
P.48 掲載の参考文献
P.58 掲載の参考文献
2) 公益財団法人日本中毒情報センター. 医師向け中毒情報. 解毒剤【メチレンブルー】Ver.2.03. 2009. http://www.j-poison-ic.or.jp/ippan/O29801_0104_2_20160217.pdf
5) Hess DR, MacIntyre NR. et al. "Respiratory Monitoring". Respiratory Care : Principles and Practice. 3rd ed. Massachusetts, Jones & Bartlett Publishers, 2015, 23.
7) Goldstein MR, Saesim D. et al. Do pulse CO-oximeter measures of Spmet and SpO2 correlate with blood gas CO-oximetry in neonates? Anesthesiology 109, 2008, A1218 poster.

第3章 シチュエーション別 : こんなことがわかる・ここまで使えるパルスオキシメトリ

P.65 掲載の参考文献
P.70 掲載の参考文献
2) カンガルーケア・ガイドラインワーキンググループ編. 根拠と総意に基づくカンガルーケア・ガイドライン. http://minds.jcqhc.or.jp/n/medical_user_main.php [2016. 6. 15]
4) Mahle WT. et al ; American Heart Association Congenital Heart Defects Committee of the Council on Cardiovascular Disease in the Young, Council on Cardiovascular Nursing, and Interdisciplinary Council on Quality of Care and Outcomes Research ; American Academy of Pediatrics Section on Cardiology and Cardiac Surgery, and Committee on Fetus and Newborn. Role of pulse oximetry in examining newborns for congenital heart disease : a scientific statement from the American Heart Association and American Academy of Pediatrics. Circulation. 120 (5), 2009, 447-58.
P.77 掲載の参考文献
1) 与田仁志. "先天性心疾患にはどんなものがある". ステップアップ新生児循環管理. 与田仁志編. 大阪, メディカ出版, 2012, 137-42.
2) 与田仁志. "先天性心疾患を疑うのはどんなとき?". ステップアップ新生児循環管理. 与田仁志編. 大阪, メディカ出版, 2012, 130-6.
5) Megan MT. et al. ハリエットレーンハンドブック. 第2版. 五十嵐隆ほか監訳. 東京, メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2013, 185.
P.81 掲載の参考文献
1) Americam Heart Association. "蘇生後管理". PALSプロバイダーマニュアル : AHAガイドライン2010準拠. 東京, シナジー, 2013, 176-7.
P.89 掲載の参考文献
6) 藤村正哲監修. 改訂2版 科学的根拠に基づいた新生児慢性肺疾患の診療指針. 大阪, メディカ出版, 2012, 128p.
P.96 掲載の参考文献
P.103 掲載の参考文献
P.108 掲載の参考文献
1) 金田徹, 鈴木利保. パルスオキシメータによる循環評価 PI (perfusion index), PVI (pleth variability index). 麻酔. 58 (7), 2009, 860-5.
P.118 掲載の参考文献
1) 日本小児科学会, 日本小児麻酔学会, 日本小児放射線学会. MRI検査時の鎮静に関する共同提言. 日本小児科学会雑誌. 117 (7), 2013, 1172-201.
3) 平野啓治, 平野真理. 心臓カテーテル操作時のパルスオキシメーターの有用性. 臨床麻酔. 13 (5), 1989, 687-88.
5) Poets CF, Southall DP. Noninvasive monitoring of oxygenation in infants and children : practical considerations and areas of concern. Pediatrics. 93 (5), 1994, 737-46.
P.124 掲載の参考文献
1) 松井晃. "在宅モニターはどう活用する?". 『NICUから始める退院調整 & 在宅ケアガイドブック. 前田浩利ほか編. Neonatal Care秋季増刊. 大阪, メディカ出版, 2013, 177-82.
P.133 掲載の参考文献
1) 鶴田志緒, 長谷川久弥. 高度な医療的ケアを必要とする乳幼児と家族のための在宅移行支援策 : 在宅酸素療法施行中の乳幼児に対するPHS回線を用いた在宅モニタリングシステム. 厚労省成育疾患克服等次世代育成基盤研究「重度の慢性疾患児の在宅と病棟での療養・療育環境の充実に関する研究」. 平成23年度研究報告書. 2012, 45-9.
2) 鶴田志緒, 長谷川久弥. 高度な医療的ケアを必要とする乳幼児と家族のための在宅移行支援策 : 在宅酸素療法, 在宅人工呼吸療法施行中の乳幼児に対するインターネット回線を用いた在宅モニタリングシステム. 厚労省成育疾患克服等次世代育成基盤研究「重度の慢性疾患児の在宅と病棟での療養・療育環境の充実に関する研究」. 平成24年度研究報告書. 2013, 46-50.
3) 鶴田志緒, 長谷川久弥, 邉見伸英ほか. 小児呼吸管理における在宅モニタリングシステム. 日本小児呼吸器学会雑誌. 26 (1), 2016, 57-62.

第4章 赤ちゃんにやさしいプローブの取り扱い

P.152 掲載の参考文献
1) 水本洋. "NCPRのアルゴリズム". 日本版救急蘇生ガイドライン2015に基づく新生児蘇生テキスト. 第3版. 細野茂春監修. 東京, メジカルビュー社, 2016, 44.
2) 杉浦崇浩. "蘇生の初期処置の効果の評価と次の処置". 日本版救急蘇生ガイドライン2015に基づく新生児蘇生テキスト. 第3版. 細野茂春監修. 東京, メジカルビュー社, 2016, 56.
3) 山崎紀江. 超低出生体重児のスキンケア. 周産期医学. 41 (6), 2011, 785.
4) 深尾有紀. 新生児蘇生時の適切なパルスオキシメータのモニタリング方法. Neonatal Care. 26 (1), 2013, 16-20.
7) 八田恵利編. 新生児の皮膚ケアハンドブック. 大阪, メディカ出版, 2013, 152p.
8) 細野茂春. パルスオキシメーター (SpO2) の見かた・読みかた・記録のしかた. Neonatal Care. 25 (1), 2012, 28-32.
9) 小久保雅代. SpO2. Neonatal Care. 27 (7), 2014, 649-53.

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