歯みがき100年物語

出版社: ダイヤモンド社
著者:
発行日: 2017-01-19
分野: 歯科学  >  歯科学一般
ISBN: 9784478100042
書籍・雑誌
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1,980 円(税込)

商品紹介

明治末、子どものむし歯罹患率はなんと96%! しかし、いまや小学生のむし歯の数は1本を切っている。その背景には、強い危機感を持った民間企業の100年にわたる地道な「歯みがき普及活動」があった。その足跡を豊富なビジュアルでたどり、さらに健康寿命の延伸など「歯みがき」がもたらす今後の可能性を探る。

目次

  • 歯みがき100年物語

    ―目次―

    第1章 人はいつから歯みがきを始めたのか
     ●エピソードでつづる口腔保健前史
     歯と口の悩みは人類誕生とともに
     文明発祥の地では呪術でむし歯退治
     古代ローマでは白い歯が自慢の種
     釈迦がすすめた歯木のたしなみ
     歯木、中国で楊枝となる
     大陸の先進文化、日本へ伝来
     平安貴族の作法と歯の悩み
     口を清めることは禅の修行のひとつ
     お歯黒で知らず知らずにむし歯予防
     房楊枝に粋を感じた江戸の人々
     歯みがき粉の効用は美白と口臭予防
     西洋医学の蘭方医と職人技の口中医
     歯ブラシの夜明けはヨーロッパから
     文明開化なれど、口腔衛生は夜明け前

    第2章 歯みがき習慣が根づくまで
     ●日本の口腔保健 100年の挑戦
     明治・大正時代 ─ 口腔保健活動の始まりと加速
     昭和初期 ─ 戦時下も口腔衛生普及への想いは消えず
     終戦?高度成長期 ─ 第二のスタートとさらなる広がり
     新時代 ─ むし歯撲滅からQOL向上へ
     
    第3章 歯みがきの大切さを伝えたい
     ●企業からの情報発信
     歯みがきを育てた広告・宣伝の力
      ─ 消費者に口腔衛生の大切さを訴える 
     正しい知識を広げる努力
      ─ 図解や映像を交えて、ていねいに伝える
     さまざまな場で口腔衛生意識を啓発
      ─ 数多くの人がイベントに参加
     よりよい商品を消費者に
      ─ 口腔衛生を支えた歯みがき剤と歯ブラシ

    第4章 歯みがきは健康みがき
     ●口と歯の健康が全身の健康につながる
     口は健康への入り口
      ─ 口の中のトラブルが全身疾患の原因に
     口から始める健康づくり
      ─ 世代に応じた適切な口腔ケアを
    「予防歯科」で口の中の健康管理を
      ─ プロケアとセルフケアを両輪に
     健康寿命の延伸を目指して
      ─ これからの口腔保健の役割とは

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