認知症の本人・家族の困りごとを解決する医療・介護連携の秘訣

出版社: 協同医書出版社
著者:
発行日: 2017-03-24
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784763960283
書籍・雑誌
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2,860 円(税込)

商品紹介

2018年4月からすべての市町村で動き出す「認知症初期集中支援チーム」について,「住み慣れた地域の中で本人と家族が笑顔で暮らし続けること」を願って活動してきた前橋市での経験をもとに,地域の中で暮らす認知症で困っている人たちをなるべく早期に発見して,その困りごとを解決し,穏やかでその人らしい在宅生活を支えるための基本的な考え方,認知症初期集中支援チームを実際に運営するときのコツ,認知症の行動・心理症状(BPSD)や介入拒否などによる困難事例への対処方法をまとめています.

目次

  • 認知症の本人・家族の困りごとを解決する医療・介護連携の秘訣

    ―目次―

    第I部 総論
     1.認知症初期集中支援推進事業実施における基本的な考え方
       ─早期支援と危機回避支援─
     2.「単純な医療や介護への結びつけ」ではなく、困りごとの解決
     3.支援チームの設置・構成と依頼方法
     4.依頼からモニタリングまで
     5.対象者の選定が難しい
     6.次のステップ─リソースの活用、地域連携─

    第II部 依頼からアセスメントそして対応
     1.依頼から訪問まで
     2.家の中に入り込む技
     3.アセスメント
     4.誰が何に困っているの?
     5.代表的な「困りごと」を考える
     6.困りごとの背景にある不安への対応

    第III部 認知症初期集中支援チームで実際に関わった20事例
     1.本人の拒否などが問題の場合
     2.介護家族の対応などが問題の場合
     3.服薬内容や周囲のおせっかいなど、その他の問題
     
    第IV部 チーム員会議の討議方法
     1.チーム員会議で議論すべきこと
     2.チーム員会議の運営方法
     
    第V部 「認知症初期集中支援チーム」の立ち上げと運営
     1.スタートアップ
     2.設置場所
     3.窓口としての地域包括支援センターとチーム員の連携
     4.医師会との連携の仕組みづくり
     5.市民周知
     6.行政との連携
     7.補遺:専門職へのメッセージ

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