認知症の人の「想い」からつくるケア 在宅ケア・介護施設・療養型病院編

出版社: インターメディカ
著者:
発行日: 2017-07-31
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784899963691
電子書籍版: 2017-07-31 (初版第1刷)
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商品紹介

優れた認知症ケアを実践する在宅、介護施設、療養型病院の現場で集めた明日のケアに活かすヒントを収載。ケアに悩むスタッフはもちろん、認知症研修や新人教育にも活用できる。

目次

  • 認知症の人の「想い」からつくるケア
    在宅ケア・介護施設・療養型病院編

    ―目次―

    CHAPTER 1 認知症に気づき受け入れることの難しさを理解する
    Section 1 「いまのケア」を振り返る
     1.ケアの理念と実践をつなぐために
     2.ケアする人=支援する人?
     3.「時間がない」との思いが生み出すもの
     4.「できること」と「できないこと」のとらえ方
     5.認知症ケア技術の基本 1 非言語コミュニケーション
     6.認知症ケア技術の基本 2 言語コミュニケーション
     7.認知症の人を驚かせないケアの実践
    Section 2 身近な人が気づきやすい変化と症状の進行
     1.アルツハイマー型認知症の初期症状と症状の進行
     2.レビー小体型認知症の初期症状と症状の進行
     3.血管性認知症の初期症状と症状の進行
    Section 3 身内の認知症に直面した家族の想い
     1.認知症であることを受け入れられない家族への対応
     2.家族が認知症に気づくことの難しさ
       ―介護の「入口」に立つうえで
     3.家族が専門職に憤るとき
       ―「あなたは認知症をわかっていない」
    Section 4 受診を嫌がる本人の想い
     1.家族が認めても本人が受診したがらない理由
     2.かかりつけ医がいない場合の困難
       ―介護認定審査を申請できない
    Section 5 ケアをつなぐサービス
     1.もの忘れ外来の取り組み
     2.サービスをどうしても受け入れられない場合
     3.介護認定審査とケアプランの作成

    CHAPTER.2 各介護保険サービスにおける認知症ケア
    Section 1 通所系・訪問系サービスにおける認知症ケア
     1.自宅から通いながら利用する通所系サービス
     2.サービス利用を嫌がる気持ちを理解する
     3.地域での生活を支える訪問系サービス
     4.訪問の基本は信頼関係を築くこと
     5.家族へのサポートが必要な場合
     6.訪問介護員と訪問看護師、往診医の連携
     7.地域で生活しながらときどき活用するショートスティ
    Section 2 入所施設における認知症ケア
     1.入所施設ならではのケアの課題
     2.大規模・中規模施設への入所
     3.少人数で生活する場への入所
    Section 3 療養型病院における認知症ケア
     1.療養型病院における認知症ケアのカギ
     2.療養病棟の介護とスタッフの葛藤
     3.倫理的側面からケアを選択するとは
    Section 4 急性期病院における認知症ケア
     1.急性期病院における認知症ケアの重要性

    CHAPTER.3 認知症の人の看取りケア
    Section 1 認知症の人の最期と看取りケアの基本
     1.認知症の人の最期
     2.看取りケアの基本
    Section 2 看取りケアのプロセス
     1.最期が来る前にするべきこと
     2.アドバンスケアプランニングの進め方
     3.最期が近くなってからできること
    Section 3 介護施設の看取りに必要な医療観
     1.介護施設での看取りケアにおける看護師の役割

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

Chapter 1 認知症に気づき受け入れることの難しさを理解する

P.88 掲載の参考文献
1) トム・キットウッド著, 高橋誠一訳 (2006) 『認知症のパーソンセンタードケア』筒井書房, p19-32
2) クリスティン・ハレット著, 中村哲也監修, 小林政子訳 (2014) 『ヴィジュアル版 看護師の歴史』国書刊行会, p12-27
3) 北川公子 (2013) 「第三章 老年看護の理念」北川公子ほか著『系統看護学講座 専門分野 II 老年看護学』医学書院, p62-64
4) 岩尾貢 (2009) 「第2章 認知症を取り巻く環境」介護福祉士養成講座編集委員会編『新・介護福祉士養成講座 12 認知症の理解』中央法規, p20-22
5) 小澤勲, 土本亜理子 (2004) 『物語としての痴呆ケア』三輪書店, p96-97
6) 山鳥重 (2002) 『「わかる」とはどういうことか : 認識の脳科学』筑摩書房, p118-124
7) 小澤勲 (2000) 『痴呆老人からみた世界』岩崎学術出版社, p3
8) 小澤勲 (2000) 『痴呆老人からみた世界』岩崎学術出版社, p218-220
9) 伊東美緒 (2011) 「不同意メッセージへの気づき : 介護職員とのかかわりの中で出現する認知症の行動・心理症状の回避に向けたケア」『日本老年看護学会誌』15 (1), 5-12
10) 野村雅一 (1983) 『しぐさの世界 : 身体表現の民俗学』日本放送出版協会, p217-221
11) 室伏君士 (1998) 『痴呆老人への対応と介護』金剛出版, p197
12) トム・キットウッド著, 高橋誠一訳 (2006) 『認知症のパーソンセンタードケア』筒井書房, p158-159
13) Naomi Feil著, 藤沢嘉勝監訳, 篠崎人理, 高橋誠一訳 (2012) 『バリデーション : 認知症の人との超コミュニケーション法』筒井書房, p67
14) 本田美和子, イヴ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ (2014) 『ユマニチュード入門』医学書院, p40-83
15) Naomi Feil著, 藤沢嘉勝監訳, 篠崎人理, 高橋誠一訳 (2012) 『バリデーション : 認知症の人との超コミュニケーション法』筒井書房, p5-8, p53-74
16) 本田美和子, イヴ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ (2014) 『ユマニチュード入門』医学書院, p40-83
17) Naomi Feil著, 藤沢嘉勝監訳, 篠崎人理, 高橋誠一訳 (2012) 『バリデーション : 認知症の人との超コミュニケーション法』筒井書房, p5-8, p53-74
18) タクティールケア普及を考える会編著 (2014) 『タクティールケア入門 第3版』日経BPマーケティング, p7-11, p36-52
19) 本田美和子, イヴ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ (2014) 『ユマニチュード入門』医学書院, p40-83
20) 鷲田清一 (2006) 『「聴く」ことの力 : 臨床哲学試論』阪急コミュニケーションズ, p176
21) Naomi Feil著, 藤沢嘉勝監訳, 篠崎人理, 高橋誠一訳 (2012) 『バリデーション : 認知症の人との超コミュニケーション法』筒井書房, p5-8, p53-74
22) 本田美和子, イヴ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ (2014) 『ユマニチュード入門』医学書院, p40-83
24) Cohen-Mansfield J, Wener P, Max MS (1992), "The social environment of the agitated nursing home resident", Int J Geriatr Psychiatry 7, 789-798
25) 伊東美緒 (2011) 「不同意メッセージへの気づき : 介護職員とのかかわりの中で出現する認知症の行動・心理症状の回避に向けたケア」『日本老年看護学会誌』15 (1), 5-12
26) 日本医師会・四病院団体協議会. 医療提供体制のあり方 日本医師会・四病院団体協議会合同提言. 2013年8月8日 (http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000015541. pdf) [アクセス : 2017年4月1日]
27) 江口成美, 出口真弓 (2015) 第5回 日本の医療に関する意識調査日医総研ワーキングペーパー. 331 (http://www.jmari.med.or.jp/research/research/wr_568.html) [アクセス : 2017年4月1日]

Chapter 2 各介護保険サービスにおける認知症ケア

P.168 掲載の参考文献
1) 呆け老人をかかえる家族の会 (2004) 『痴呆の人の思い, 家族の思い』中央法規出版, p84
2) 室伏君士 (1998) 『痴呆老人への対応と介護』 金剛出版, p123-129
4) Hall GR, Buckwalter KC. (1987) "Progressively lowered stress threshold : a conceptual model for care of adults with Alzheimer 's disease", Arch Psychiatr Nurs 1 (6), 399-406

Chapter 3 認知症の人の看取りケア

P.188 掲載の参考文献
1) 特別養護老人ホームにおける施設サービスの質確保に関する検討委員会 (2007) 「特別養護老人ホームにおける看取り介護ガイドライン」特別養護老人ホームにおける施設サービスの質確保に関する検討報告書別冊. 三菱総合研究所 http://www.mri.co.jp/project_related/hansen/uploadfiles/HLUkouseih18_3.pdf [アクセス : 2017年4月1日]
2) 川上嘉明 (2015) 『はじめてでも怖くない : 自然死の看取りケア』メディカ出版
3) 島田千穂 (2013) 「特養の入居者の最期を看取るということ : 看取りにかかわる職員の不安とその乗り越え方 (特集 施設で看取る) 」『ふれあいケア』19 (7), 12-17
4) 島田千穂 (2014) 「施設のなかで (特集 認知症の終末期をめぐって- その人らしい "しめくくり" とは) 」『認知症の最新医療』4 (1), 12-15
5) 島田千穂, 伊東美緒 (2016) 『認知症・超高齢者の看取りケア実践』日総研出版
6) 島田千穂, 堀内ふき, 鶴若麻理, 高橋龍太郎 (2013) 「特別養護老人ホームにおける看取りケア実施状況と関連要因」『老年社会科学』34 (4), 500-509
7) 島田千穂 (2016) 「地域包括ケアシステムのなかの看取り」『ふれあいケア』3月号, 1-14
8) 櫻井紀子編著 (2009) 『高齢者介護施設の看取りケアガイドブック : 「 さくばらホーム」の看取りケアの実践から』中央法規出版
9) Keegan, L., Drick, C. A. (2011), End-of-life : Nursing solutions for death with dignity. New York : Springer Publishing Company
11) 日本老年医学会「高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン : 人工的水分・栄養補給の導入を中心として」 (https://www.jpn-geriatsoc.or.jp/proposal/pdf/jgs_ahn_gl_2012.pdf) [アクセス : 2017年7月1日]

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