高次脳機能がよくわかる 脳のしくみとそのみかた

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2017-09-15
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784260031950
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商品紹介

複雑な脳の機能のしくみを図を多用してテンポよく解説する。高次脳機能障害の患者さんに出会ったときに、なんでこうなるの? がよくわかる。麻痺や失語などのリハビリテーションへの、脳機能からのアプローチに役立つ1冊。名著『頭痛・めまい・しびれの臨床』の著者が、大脳生理学者の視点と長年の臨床経験から、脳のしくみをわかりやすく解説する。

目次

  • 高次脳機能がよくわかる 脳のしくみとそのみかた

    ―目次―

    [1]脳と心
     A 神経学と心理学
     B 心理生理学と神経心理学
     C 人間の心と意識
     D 人間の死と脳幹死

    [2]大脳半球は3つに分ける
     A 従来の葉区分の限界
     B 「知・情・意」をつかさどる脳の3区分

    [3]中枢神経系の統合機構
     A 株式会社中枢神経系
     B Brodmannの大脳皮質野の分類
     C 大脳皮質と視床の連携と統合機構

    [4]「知」をつかさどる感覚統合脳のしくみ
     A 体性感覚
     B 聴覚
     C 視覚

    [5]「意」をつかさどる表出脳のしくみ
     A 運動皮質,運動前野,補足運動野の役割
     B 脳障害による運動障害のしくみ
     C 矛盾性歩行
     D 運動系を随意運動系と自動運動系に2分
     E 非利き手の失行

    [6]感覚統合脳と表出脳の役割のまとめ

    [7]辺縁系(感情脳)のしくみ
     A 興奮と抑制-内側辺縁系と底外側辺縁系
     B 記憶機構とその障害-症例HM氏からわかったこと
     C 記憶機構の2ルートと3段階
     D 数唱問題と数唱学習

    [8]記憶学習の脳内機構
     A 脳内記憶機構のしくみ
     B 忘却と神経細胞死
     C 脳の成長のしくみとその臨界期

    [9]大脳半球の左右差
     A 優位(左)半球の役割
     B 優位半球の高次脳機能障害の簡単なみかた-失語症と抽象化能力
     C 劣位半球の役割
     D 劣位半球の高次脳機能障害の簡単なみかた
     E 劣位半球の絵画能力
     F 数学と大脳半球
     G 正中神経学
     H 優位半球,劣位半球という用語からの脱却

    [10]脳内機構からみたリハビリテーション
     A リハビリテーションの意義
     B PT,OT,ST,MT,MKTの役割
     C リハビリテーションの向上

    あとがきにかえて 脳内機構からみた教育への提言
     A 日本における教育の問題点
     B 学習の臨界期
     C 学習・忘却曲線
     D 効果的な学習の成立条件
     E カリキュラム
     F 効果的学習評価・国家試験の改革

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