平成29年版 看護白書

出版社: 日本看護協会出版会
著者:
発行日: 2017-11-01
分野: 看護学  >  看護学一般
ISBN: 9784818020658
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商品紹介

地域包括ケアの推進により、看護職には地域で主体的に活動し、在宅で質の高いケアを実践することが期待されています。訪問看護師は地域でのケアの中核的な役割を担う一方、病院では看護師が地域に積極的に出て行く取り組みが広がっています。本書では、小児から高齢者までを対象とした「全世代型の地域包括ケア」の方向性を解説し、訪問看護ステーションと病院双方の視点から、生活と医療をつなぐ看護の新たな取り組みを紹介します。

目次

  • 【1章 総論 訪問看護の可能性・新たな展開】
    1–1 訪問看護の新たな展開―「生活を支える看護」の最前線としての役割
    1–2 [座談会]“全世代型の地域包括ケア”における訪問看護への期待
    1–3 在宅医療・訪問看護の現状と今後の方向性

    【2章 各論 地域包括ケアへの参画】
    2–1 地域力を上げていくために多機能を追求する
    2–2 地域での多角経営―おばちゃん看護師の挑戦
    2–3 病院による地域の特性を踏まえた訪問看護
    2–4 病院看護師と訪問看護師が連携して取り組む在宅療養支援
    2–5 病院から地域へつなぐ在宅療養支援
    2–6 NICUから退院した児を地域全体で支える取り組み
    2–7 精神障がい者の地域移行・定着支援―訪問看護ステーションと相談支援事業所の協働
    2–8 認知症グループホームにおける看取りの支援
    2–9 保健・医療・福祉・介護・教育ネットワークを基盤とした訪問看護の取り組み
    2–10 離島における診療看護師の活動―地域の特性に応じた在宅療養支援
    Topics 医療資源の少ない地域での療養を支える看看連携
        ―訪問看護ステーションの取り組みを中心に
    Topics 訪問看護ステーション発信による地域活動
        ―“安心して生活できる地域づくり”に向けて

    【3章 各論 訪問看護の機能強化】
    3–1 機能強化型訪問看護ステーションが地域で果たす役割
    3–2 多様な展開を可能にする大規模訪問看護ステーションの実践
    3–3 業務の効率化と質の向上に向けたICTの活用
    3–4 看護小規模多機能型居宅介護の運営
    3–5 訪問看護ステーションに在籍する皮膚・排泄ケア認定看護師の褥瘡コンサルテーション

    【4章 各論 訪問看護の人材育成】
    4–1 看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)活用による訪問看護師の教育
    4–2 訪問看護師の確保・育成・定着に向けた東京都訪問看護教育ステーションの取り組み
    4–3 「訪問看護出向システム」による訪問看護の人材育成
    4–4 新卒訪問看護師の育成・受け入れ
    Topics 看護職および看護学生を対象とした「訪問看護導入研修」
        ―訪問看護人材育成への取り組み

    【関連資料】
    ・看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)、訪問看護ステーションにおける実践例
    ・訪問看護入門プログラム(抜粋)
    ・参考文献・資料

    ◆資料編
    1.看護職の年次データ〈就業状況〉〈養成状況〉〈労働条件〉
    2.看護政策関連の動向(2016年4月~2017年3月)
    3.日本看護協会の主な取り組み

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