はじめの一歩の病理学　第2版

出版社： 羊土社
著者：
発行日： 2017-12-01
分野： 基礎医学  >  病理学
ISBN： 9784758120845
電子書籍版： 2017-12-01 （第2版第5刷）
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商品紹介

病理学の「総論」に重点をおいた内容構成だから，病気の種類や成り立ちの全体像がしっかり掴める．改訂により，近年重要視されている代謝障害や老年症候群の記述を強化．看護など医療系学生の教科書として最適．

目次

  • 1章　はじめに ―病気，老化，死と病理学
    　1.　病気とは
    　2.　老化とは
    　3.　死と病理学

    2章　細胞傷害・再生
    　1.　適応と傷害
    　2.　変性と細胞死
    　3.　酸化ストレス
    　4.　生体内色素
    　5.　鉄代謝と赤血球
    　6.　萎縮・肥大・化生
    　7.　細胞・組織の形成
    　8.　症例をとおして学ぶ

    3章　炎症
    　1.　炎症という生体反応
    　2.　炎症巣の構造
    　3.　炎症を制御する液性因子
    　4.　急性炎症
    　5.　急性炎症の種々相
    　6.　慢性炎症
    　7.　慢性炎症の形態像
    　8.　症例をとおして学ぶ

    4章　免疫 ―免疫系，アレルギー，移植
    　1.　免疫系の概要
    　2.　免疫とアレルギー
    　3.　自己免疫疾患
    　4.　移植免疫
    　5.　免疫不全
    　6.　症例をとおして学ぶ

    5章　循環障害
    　1.　浮腫
    　2.　充血とうっ血
    　3.　出血
    　4.　血栓・血栓症
    　5.　塞栓と梗塞
    　6.　ショック
    　7.　症例をとおして学ぶ

    6章　先天異常・遺伝性疾患
    　1.　メンデルの法則
    　2.　先天異常
    　3.　症例をとおして学ぶ

    7章　感染症
    　1.　感染症とは
    　2.　病原体と主な感染症
    　3.　感染症の治療
    　4.　感染症の現状
    　5.　感染症予防と感染制御対策
    　6.　症例をとおして学ぶ

    8章　環境因子・栄養
    　1.　環境因子
    　2.　栄養
    　3.　症例をとおして学ぶ

    9章　腫瘍
    　1.　腫瘍とは
    　2.　腫瘍の名称
    　3.　腫瘍の形態的特徴
    　4.　腫瘍の分類
    　5.　腫瘍の種類
    　6.　腫瘍の増殖
    　7.　腫瘍により引き起こされる病態
    　8.　悪性度と病期など
    　9.　腫瘍の原因
    　10.　腫瘍発生メカニズム
    　11.　腫瘍と臨床病理学
    　12.　症例をとおして学ぶ

    10章　生活習慣病・代謝性疾患
    　1.　生活習慣病の考え方
    　2.　生活習慣の改善
    　3.　生活習慣病の進み方
    　4.　動脈硬化性病変
    　5.　生活習慣病とがん
    　6.　症例をとおして学ぶ

    11章　難病・代謝障害
    　1.　難治性炎症性疾患
    　2.　代謝性疾患
    　3.　症例をとおして学ぶ

    12章　老年症候群
    　1.　認知症とは
    　2.　認知症の原因
    　3.　脳血管性認知症
    　4.　認知症をきたす神経変性疾患
    　5.　二次性の認知症
    　6.　症例をとおして学ぶ

    13章　さまざまな臓器の疾患と病態
    　1.　循環器の疾患
    　2.　造血器・リンパ節・脾臓の疾患
    　3.　肺・胸膜・縦隔の疾患
    　4.　消化管の疾患
    　5.　肝臓・胆道・膵臓の疾患
    　6.　内分泌臓器・乳腺の疾患
    　7.　腎・泌尿器の疾患
    　8.　女性生殖器の疾患
    　9.　男性生殖器の疾患
    　10.　中枢神経系の疾患
    　11.　運動器の疾患
    　12.　頭頸部・感覚器（耳・眼）の疾患
    　13.　皮膚の疾患，軟部腫瘍
    　14.　小児の疾患

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

総論

P.24 掲載の参考文献
1) 『わかりやすい病理学 改訂第6版』(岩田隆子/監修), 南江堂, 2016
 
2) 『医療系学生のための病理学 第4版』(中村仁志夫, 他/編), 講談社, 2010
 
3) 『Robbins and Cotran Pathologic Basis of Disease. 9th ed. 』(Kumar, V. et al. ), Elsevier, 2014
 
4) 深山正久:病理解剖の意義を考える. 病理と臨床, 27:2-10, 2009
 
5) Tanaka, Y. et al.:Nat. Genet., 41:1105-1109, 2009
PubMed
6) Takiyama, A. et al.:Jpn. J. Infect. Dis., 63:72-74, 2010
PubMed
P.40 掲載の参考文献
1) 『ロビンス基礎病理学(原書9版)』(豊國伸哉, 高橋雅英/監訳), 丸善出版, 2014
 
2) 『酸化ストレスの医学 改訂第2版』(吉川敏一/監修, 内藤裕二, 豊國伸哉/編集), 診断と治療社, 2014
 
3) Toyokuni, S.:Free Radic. Res., 45:906-917, 2011
PubMed
4) Toyokuni, S.:Pathol. Int., 66:245-259, 2016
PubMed
P.59 掲載の参考文献
1) 『Robbins Basic Pathology, 10th ed. 』(Kumar, V. et al), Elsevier, 2017
 
2) 『標準病理学 第5版』(坂本穆彦/監, 北川昌伸, 仁木利郎/編), 医学書院, 2015
 
3) 『炎症-全体像を知り慢性疾患を制御する』(松島綱治/編), 実験医学増刊Vol.32 No.17, 2014
 
P.81 掲載の参考文献
1) 『標準病理学 第4版』(坂本穆彦, 他/編), 医学書院, 2010
 
2) 『ロビンス基礎病理学(原書第9版)』(豊國伸哉, 高橋雅英/監訳), 丸善出版, 2014
 
3) 『免疫学イラストレイテッド原書第7版』(Male, D. 他/著, 高津聖志 他/監訳), 南江堂, 2009
 
4) 『改訂第2版 免疫学最新イラストレイテッド』(小安重夫/編), 羊土社, 2009
 
5) 『免疫学はやっぱりおもしろい』(小安重夫/著), 羊土社, 2008
 
P.97 掲載の参考文献
1) 『はじめの一歩のイラスト生理学 改訂第2版』(照井直人/編), 羊土社, 2011
 
2) 『メルクマニュアル 第18版 日本語版』(Mark H. Beers 他/著, 福島雅典/総監修), 日経BP社, 2006
 
3) 『ショック-実践的な診断と治療(レジデントノート別冊 救急・ER ノート 2)』(松田直之/編), 羊土社, 2011
 
P.110 掲載の参考文献
1) 『ラングマン人体発生学 第11版』(安田峯生, 山田重人/訳), メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2016
 
P.144 掲載の参考文献
1) 『新版 トキシコロジー』(日本トキシコロジー学会教育委員会/編), 朝倉書店, 2009
 
2) 『新クイックマスター栄養学』(武田英二/著), 医学芸術社, 2007
 
P.165 掲載の参考文献
1) 『腫瘍病理学』(深山正久/編), 文光堂, 2008
 
2) 『ビジュアル版 がんの教科書』(中川恵一/著), 三省堂, 2006
 
3) 『がん生物学イラストレイテッド』(渋谷正史, 湯浅保仁/編), 羊土社, 2011
 
4) 『ワインバーグ がんの生物学 原書第2版』(武藤 誠, 青木正博/訳), 南江堂, 2017
 
5) Hanahan, D. & Weinberg, R. A.:Cell, 144:646-674, 2011
PubMed
6) Iwasaki, H. & Suda, T.:Cancer Sci., 100:1166-1172, 2009
PubMed
P.193 掲載の参考文献
1) 『図説 国民衛生の動向 2016/2017』(厚生労働統計協会/編), 厚生労働統計協会, 2016
 
2) 『ヒトはなぜ病気になるのか』(長谷川眞理子/著), ウェッジ選書, 2008
 
P.217 掲載の参考文献
1) 『標準病理学 第4版』(坂本穆彦, 他/編), 医学書院, 2010
 
2) 『膠原病学 改訂6版』(塩沢俊一/著), 丸善出版, 2015
 
3) 『全身性エリテマトーデス(最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 67)』(竹内 勤/編), 最新医学社, 2010
 
4) 難病情報センターHP(http://www.nanbyou.or.jp)
 
P.228 掲載の参考文献
1) 田中伸哉:『病理組織マップ&ガイド』(深山正久/編), 12章 脳・脊髄・末梢神経, 文光堂, 2014
 

各論への扉

P.270 掲載の参考文献
1) 『正常画像と比べてわかる病理アトラス改訂版』(下 正宗, 他/編), 羊土社, 2015
 
2) 『組織病理アトラス 第6版』(小田義直, 他/編), 文光堂, 2015
 
3) 『カラールービン病理学-臨床医学への基盤』(鈴木利光, 他/監訳), 西村書店, 2007
 
4) 『エスクロール基本神経病理学』(村山繁雄/監訳), 西村書店, 2009
 

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