アディクション・パーソナリティ障害の看護ケア

出版社： 中央法規出版
著者：
発行日： 2017-12-20
分野： 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN： 9784805855393
電子書籍版： 2017-12-20
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安：8～14営業日

2,970 円(税込)

購入する
電子書籍
章別単位で購入
ブラウザ、アプリ閲覧

2,970 円(税込)

購入する

商品紹介

アセスメント・プランニングのコツをおさえて、スキルアップ！アディクション・パーソナリティ障害看護の最新の動向がわかる！アセスメントから看護計画立案、ケアの展開までを解説する精神科看護シリーズ。本巻のテーマは「アディクション・パーソナリティ障害」。医学的な知識をわかりやすくまとめているほか、クロスアディクションへの対応など、多くの実践事例をまとめた。

目次

  • 第１章　アディクション・パーソナリティ障害の看護ケアを進めるにあたっての基礎知識
    　01　アディクションの基礎知識と近年の動向
    　02　パーソナリティ障害の基礎知識と近年の動向

    第２章　情報収集の方法
    　01　入院時の情報収集
    　02　健康教育（プログラム）の導入時期の情報収集
    　03　支援システムづくりの時期の情報収集
    　04　自立支援の時期の情報収集
    　05　ケースフォーミュレーションという方法
    　06　パーソナリティ特性（障害）の評価
    　07　評価面接において注意を要するケース

    第３章　情報収集からアセスメントへ
    　01　病気を認められないアルコール依存症（アルコール使用障害）患者
    　02　大量飲酒により孤立する50代単身男性
    　03　自ら受診した覚せい剤依存症患者
    　04　抑うつ症状の患者に隠されたDV被害
    　05　アルコール依存症と摂食障害を合併する患者
    　06　家族関係に問題のある境界性パーソナリティ障害
    　07　うつ病を合併した回避性パーソナリティ障害患者への看護介入
    　08　ゲーム・スマホがやめられず自ら入院希望した10歳代男子

    第４章　プランニングのポイント
    　01　パーソナリティ障害とアディクションの共通する特徴と看護計画の立案
    　02　看護計画立案にあたって重要な理解の深まり
    　03　深まった理解が困難となる要因
    　04　患者理解を深めるうえで必要となる安心感や安全感
    　05　患者－看護師の相互成長のプロセスとしての看護計画

    第５章　実践事例
    　01　情報不足で中途退院となったアルコール依存症患者
    　02　身体合併症により転院を余儀なくされたアルコール依存症患者
    　03　看護師を振り回す薬物依存症患者
    　04　ARPの参加が困難になったアルコール依存症患者
    　05　アルコールとギャンブルのクロスアディクションの男性
    　ほか

    第６章　Ｑ＆Ａ
    　01　ARPに参加しない患者にはどう対応する？
    　02　患者と家族の板挟みにどう対応すればよい？
    　03　アルコール依存症患者の身体的観察のポイントは？
    　04　プログラムを作成するにあたって、望ましい「テーマ」は？
    　05　児童虐待やDVの問題がある場合、どのように介入すればよい？
    　ほか

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 アディクション・パーソナリティ障害の看護ケアを進めるにあたっての基礎知識

P.18 掲載の参考文献
1) Schneider K. Die Psychopathischen Personlichkeiten. Wien : Franz Deuticke, 1923. 懸田克躬他訳 精神病質人格. みすず書房, 1954.
 
2) American Psychiatric Association. Diagnostic and statistical manual of mental disorders, fifth edition, DSM-5. Washington, DC : American Psychiatric Association, 2013. 高橋三郎 大野裕監訳 精神疾患の診断・統計マニュアル DSM-5. 医学書院, 2014.
 
3) Krueger RF, Derringer J, Markon KE, Watson D, and Skodol AE. Initial construction of a maladaptive personality trait model and inventory for DSM-5. Psychol Med 42 : 1879-1890, 2012.
PubMed
4) Coid J. Epidemiology, public health and the problem of personality disorder. Br J Psychiatry Suppl 44 : S3-10, 2003.
PubMed
5) New AS, Goodman M, Triebwasser J, and Siever LJ. Recent advances in the biological study of personality disorders. Psychiatr Clin North Am 31 : 441-461, vii, 2008.
PubMed
6) Gunderson JG. Borderline personality disorder : A clinical guide. Washington, D. C. : American Psychiatric Publishing, 2001. 黒田章史訳 境界性パーソナリティ障害 クリニカル・ガイド. 金剛出版, 2006.
 
7) Linehan MM. Cognitive-behavioral treatment of borderline personality disorder. New York : Guilford Press, 1993. 大野裕, 岩坂彰, 井沢功一朗, 松岡律, 石井留美, 阿佐美雅弘訳 境界性パーソナリティ障害の弁証法的行動療法-DBTによるBPDの治療, 誠信書房, 2007.
 
8) Bateman A, and Fonagy P. Psychotherapy for Borderline Personality disorder : mentalization-based treatment. New York : Oxford University Press USA, 2004. 狩野力八郎, 白波瀬丈一郎訳 メンタライゼーションと境界パーソナリティ障害-MBTが拓く精神分析的精神療法の新たな展開. 岩崎学術出版社, 2008.
 
9) Paris J. Treatment of borderline personality disorder : A guide to evidence-based practice. New York : The Guilford Press, 2008. 黒田章史訳境界性パーソナリティ障害の治療-エピデンスに基づく治療方針. 金剛出版, 2014.
 
10) Stoffers J, Vollm BA, Rucker G, Timmer A, Huband N, and Lieb K. Pharmacological interventions for borderline personality disorder. The Cochrane database of systematic reviews CD005653, 2010.
PubMed
11) Zanarini MC, Frankenburg FR, Reich DB, and Fitzmaurice G. Attainment and stability of sustained symptomatic remission and recovery among patients with borderline personality disorder and axis II comparison subjects : a 16-year prospective follow-up study. Am J Psychiatry 169 : 476-483, 2012.
PubMed
12) Seivewright H, Tyrer P, and Johnson T. Change in personality status in neurotic disorders. Lancet 359 : 2253-2254, 2002.
PubMed

第2章 情報収集の方法

P.32 掲載の参考文献
1) Morrison J. The First Interview, Fourth Edition. New York : Guilford Press, 2014. 高橋祥友監訳 精神科初回面接. 医学書院, 2015.
 
2) McWilliams N. Psychoanalytic Case Formulation. New York : Guilford Press, 1999. 成田善弘監訳 ケースの見方・考え方 精神分析的ケースフォーミュレーション. 創元社, 2006.
 
3) 小塩真司, 阿部晋吾, and Cutrone P. 日本語版Ten Item Personality Inventory (TIPI-J) 作成の試み. パーソナリティ研究 21 : 40-52, 2012
 

第3章 情報収集からアセスメントへ

P.63 掲載の参考文献
・ 舟島なをみ : 看護のための人間発達学 (第4版). 31, 医学書院, 2013.
 
・ 萱間真美 : パーフェクト臨床実習ガイド精神看護 第2版. 18-22, 照林社, 2015.
 
・ エリク・H・エリクソン, 西平直・中島由恵訳 : アイデンティティとライフサイクル. 45-74, 194-195, 誠信書房, 2011.
 

第5章 実践事例

P.97 掲載の参考文献
・ 日本精神科看護協会 : 精神科身体合併症看護 実践精神科看護テキスト18, 56, 精神看護出版, 2008.
 
・ 松本俊彦 : アディクションとしての自傷, 星和書店, 2011.
 
・ 日本看護協会 : 看護白書 地域包括ケアシステムと看護, 日本看護協会, 2014
 
P.153 掲載の参考文献
1) Erikson EH. Identity : Youth and crisis. New York : W. W. Norton, 1976. 岩瀬庸理訳 アイデンティティ : 青年と危機. 金沢文庫, 東京, 1973.
 
P.161 掲載の参考文献
1) 市橋秀夫 : 境界性人格障害の初期治療. 精神科治療学, 6 (7), 789-800, 1991.
 
・ 城ヶ端初子編著 : 実践に活かす看護理論19 新訂版, サイオ出版, 203, 2013.
 
P.169 掲載の参考文献
・ American Psychiatric Association : Diagnostic and statistical manual of mental disorders, fifth edition, DSM-5, American Psychiatric Association, Washington, DC, 2013, 高橋三郎 大野裕監訳 精神疾患の診断・統計マニュアル DSM-5. 医学書院, 東京, 2014.
 
・ 林直樹 : 人格障害の臨床評価と治療. 金剛出版, 東京, 2002.
 
P.177 掲載の参考文献
・ 林直樹 : 人格障害の臨床評価と治療. 金剛出版, 東京, 2002.
 
・ Salzman L : The Obsessive Personality. Jason Aronson, New York, 1968. 成田善弘, 笠原嘉訳 強迫パーソナリティ. みすず書房, 東京, 1985.
 

第6章 Q & A

P.222 掲載の参考文献
1) 信田さよ子 : アディクションアプローチ : もうひとつの家族援助論, 医学書院, 1999.
 

書評

最近チェックした商品履歴

Loading...