こちら臨床倫理相談室

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2017-12-25
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784524251179
書籍・雑誌
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3,300 円(税込)

商品紹介

臨床で看護師が悩ましく思う看護場面をあげ、看護師からの疑問・相談に応えるかたちで臨床倫理の専門家が考え方を解説。法的、倫理的のそれぞれの観点から読者に直接語りかけるような語調で展開しているため、レクチャーを受けているような感覚で読み進められる。日々の業務でジレンマを抱えている看護師、患者・家族や多職種との対話を担う看護師必携の一冊。

目次

  • 第1部 倫理カンファレンスのしかた~現場レベルで臨床倫理を構築する~
     1.倫理カンファレンス開催時のコツ ~院外から見た立場から~
     2.倫理カンファレンス開催時のコツ ~院内から見た立場から~
     3.現場のカンファレンスのコツと工夫 ~医師の立場から~
     4.現場のカンファレンスのコツと工夫 ~看護師の立場から~
     5.どのようにコンサルタントに入ってもらい,どのようにカンファレンスをコーディネートするのか
        ~院内コンサルタントの場合~
     6.どのようにコンサルタントに入ってもらい,どのようにカンファレンスをコーディネートするのか
        ~外部(院外)コンサルタントの場合~

    第2部 情報提供・意思決定支援に焦点を当てて
        ~SPIKESに沿った確定診断・病名・病状説明の考え方~
     1.SPIKESに沿った意思決定支援のプロセス
     2.情報を誰に知らせるのか ~患者さんが家族への説明を拒否した場合~
     3.情報を誰に知らせるのか ~家族が患者さんへの説明を拒否した場合~
     4.患者さんの現状認識の把握が難しい場合の対応,および知りたい気持ち,
         知りたくない気持ちへの対応
         ~患者さんの病気の理解と情報に対する気持ちへの対応~
     5.患者さんの意向に沿った説明内容と方法,説明義務の範囲
         ~看護師・薬剤師らとして患者さんに説明する場合~
     7.診療拒否・辞退 ~今後の診療が困難な場合~
     8.認知症の人への倫理的な対応 ~意思決定能力の程度にかかわらず,
        認知症の人は,診療が困難と判断されやすい.
        そこで認知症の人への倫理的対応について考えてみよう~

    第3部 終末期に焦点を当てて
     [総論]
     1.【法的観点からのレクチャー(1)】終末期における法・判例・ガイドライン
         ~まず知ったほうがよいこと~
     2.【法的観点からのレクチャー(2)】終末期を考えるうえで重要な基本概念
     3.【倫理的観点からのレクチャー】終末期を考えるうえで大切な「事前指示」の概念
         ~よりよいアドバンス・ケア・プランニングのために~
     [各論]
     ●終末期のがん患者における倫理的問題
     4.事前意思の確認
     5.代理人
     6.苦痛緩和のためのセデーション(鎮静)
     7.DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)
     8.死亡時の対応

    資料:終末期における倫理的問題の概要

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