アレルギー炎症入門 改訂版

出版社： 先端医学社
著者：
発行日： 1995-10-25
分野： 臨床医学：内科  >  アレルギー
ISBN： 9784915892271
電子書籍版： 1995-10-25 （改訂第1版第1刷）
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1,922 円(税込)

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商品紹介

アレルギー炎症の基礎から臨床までをわかりやすくまとめた入門書。アレルギー炎症を理解するうえでの概念を整理し、アレルギー炎症の成立に関与するさまざまな因子を解説。併せてアレルギー性炎症性疾患と抗アレルギー薬の位置づけもわかりやすく解説。アレルギー性炎症疾患に携わる研究者および医学生、研修医、臨床医に必読の書。

目次

  • 表紙
  • 監修にあたって
  • 改訂の序
  • 初版の序
  • 目次
  • 略語一覧
  • [I] アレルギー炎症 - 総論 -
  • 1. アレルギーとは
  • 2. アレルギー反応の分類
  • (1) I型アレルギー反応
  • (2) II～IV型アレルギー反応
  • 3. I型アレルギー反応の遅発相
  • 4. I型アレルギー反応遅発相の成立機序
  • 5. 概念の変化 - アレルギーから炎症へ -
  • 6. 炎症とは
  • 7. アレルギー炎症とは
  • 8. I型アレルギー反応の時間的経過 - アレルギー炎症成立までの過程 -
  • (1) 即時型気管支収縮反応
  • (2) 遅発型喘息反応
  • (3) 慢性気道炎症としての気道過敏性形成
  • [II] アレルギー炎症の成立過程
  • はじめに
  • 1. 感作の成立
  • 2. 肥満細胞の活性化
  • 3. 放出されたケミカルメディエーターによる臓器症状の出現
  • 4. アレルギー反応の遷延化
  • (1) 炎症細胞の遊走と組織内浸潤機構
  • [III] アレルギー炎症に関与する炎症細胞
  • 1. 肥満細胞 ( マスト細胞 )
  • (1) 肥満細胞発見の歴史
  • (2) 肥満細胞の役割
  • (3) 肥満細胞によるケミカルメディエーターの遊離
  • (4) 肥満細胞とサイトカイン
  • (5) 肥満細胞とアレルギー炎症
  • (6) 肥満細胞の多様性
  • (7) 肥満細胞の分化・増殖とサイトカイン
  • 2. 好塩基球
  • (1) 好塩基球の役割
  • (2) 好塩基球とアレルギー炎症
  • (3) 好塩基球とサイトカイン
  • 3. 好酸球
  • (1) 好酸球の役割
  • (2) 好酸球とアレルギー炎症
  • (3) 好酸球とケミカルメディエーター
  • 4. 好中球
  • (1) 好中球の役割
  • (2) 好中球とアレルギー炎症
  • (3) 好中球とケミカルメディエーター
  • 5. マクロファージ
  • (1) マクロファージの役割
  • (2) マクロファージとアレルギー炎症
  • (3) マクロファージとサイトカイン
  • 6. リンパ球
  • (1) T細胞の役割
  • (2) T細胞とアレルギー炎症
  • (3) B細胞の役割
  • 7. 血小板
  • (1) 血小板の役割
  • (2) 血小板とアレルギー炎症
  • (3) 血小板とケミカルメディエーター
  • 8. 気道上皮細胞
  • (1) 気道上皮細胞の役割
  • (2) 気道上皮細胞とケミカルメディエーター
  • (3) 気道上皮細胞による気道平滑筋のコントロール
  • [IV] アレルギー炎症に関与する因子
  • 1. ケミカルメディエーター
  • (1) ケミカルメディエーターとは
  • (2) プロスタノイドとアレルギー炎症
  • (3) ロイコトリエンとアレルギー炎症
  • (4) 細胞遊走活性をもつケミカルメディエーター
  • 2. サイトカイン
  • (1) サイトカインとは
  • (2) サイトカインとアレルギー炎症
  • (3) IgE産生とインターロイキン - 4, インターフェロン - γ
  • (4) 肥満細胞とインターロイキン - 3
  • (5) 好酸球とインターロイキン - 5
  • (6) マクロファージとインターロイキン - 1, 腫瘍壊死因子 - α
  • 3. ニューロペプチド ( 神経ペプチド )
  • (1) ニューロペプチドとは
  • (2) 炎症細胞とニューロペプチド
  • (3) タキキニン
  • (4) サブスタンスP
  • (5) 血管作動性腸管ポリペプチド
  • 4. 接着分子
  • (1) 接着分子とは
  • (2) 炎症細胞の血管外遊走過程
  • (3) 接着分子とアレルギー炎症
  • [V] アレルギー炎症性疾患
  • A. 気管支喘息
  • 1. 従来の気管支喘息の定義
  • 2. 気管支喘息の定義の見直し
  • 3. 即時型気道狭窄反応
  • 4. 遅発型気道狭窄反応
  • 5. 気道過敏性
  • 6. 気管支喘息とサイトカイン
  • B. 鼻アレルギー
  • (1) 鼻腔における自浄作用
  • (2) 鼻アレルギーの発症機構
  • (3) 花粉症における鼻粘膜過敏性
  • C. 皮膚疾患
  • 1. 蕁麻疹
  • (1) 蕁麻疹と炎症細胞
  • (2) 蕁麻疹とケミカルメディエーター
  • 2. アトピー性皮膚炎
  • (1) アトピー性皮膚炎と炎症細胞
  • D. アレルギー性結膜炎
  • (1) アレルギー性結膜炎とは
  • (2) アレルギー性結膜炎と炎症細胞
  • (3) アレルギー性結膜炎とケミカルメディエーター
  • [VI] アレルギー炎症性疾患治療における抗アレルギー薬 - 喘息治療をモデルとして -
  • 1. 予防的治療概念
  • 2. わが国特有の経口抗アレルギー薬
  • 3. アレルギー炎症性疾患治療薬としての抗アレルギー薬
  • 4. 気管支喘息病態解明の進歩
  • 5. 市販の抗アレルギー薬の薬効・薬理作用と問題点
  • 6. 喘息治療における抗アレルギー薬の位置づけ
  • 7. 副腎皮質ステロイド剤について
  • 8. 今後の抗アレルギー薬
  • 9. むすびにかえて
  • 索引
  • 奥付

書評

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