<電気ショック>の時代

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商品紹介

精神科治療においてECTの有効性が再評価されつつある今日、身体療法のパイオニアとなった医学者たちの足跡を追い、ショック療法がなぜこれほどまで忌避されてきたのか、その悲運の歴史を紐解く。当事者たちの証言と膨大な文献・資料を渉猟し、互いに翻弄しあう20世紀の社会と精神医学界を描き切った、二人の医学史家による快著である。

目次

  • 第1章 精神医学のペニシリン?
    第2章 「統合失調症の経過における生物学的介入についての諸実験」
    第3章 「電気で治る狂気」
    第4章 大学病院から精神科病院へ――ショック療法は海を渡る
    第5章 寝椅子か、治療台か?
    第6章 ECTはゾンビを作らず
    第7章 「脳を焼かれる!」
    第8章 「ベスレム精神科病院」の終焉と精神薬理学の時代
    第9章 揺れる振り子――政治・法律・医療文化の変化がECTに与えた影響
    第10章 エレクトロガールと新しいECT
    第11章 磁気刺激と埋込型装置――新世紀の最新治療?
    第12章 エピローグ――不合理な科学

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