第一章 悩める人といつも共にいること──丸田俊彦が語った20の言葉
答えがほしい/「わかった」と心の中で思ったときに努力が止まる/
相手の素晴らしさを映し出す湖でありたい/不安を共有できる関係/
For whom──それって誰のため?/わからないから、もっと聞かせて/
疾患中心から患者中心へ、そして、医療者と患者の関係性中心へ/
関係性をめぐる暗黙の知/何を話しても大丈夫という安心感/「ちから」は内にあるもの/
愛することの方が本当はこわい/お互いの主観がぶつかりあう──間主観性/
「これが自分」と受け入れたとき、心地よくなれる/どこへ行くかわからないけれど、
気球の旅をともに/I have a cancerとI am a cancer/動じることなく、
つま先をくすぐりつづけるさざ波のような存在/理解してほしいだけ/
永久に患者さんが先生/豊かなゴールをめざして/available──あなたと共にいる