患者の心を誰がみるのか

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2018-03-04
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784753311323
書籍・雑誌
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1,980 円(税込)

商品紹介

あなたと共にいる──40年間がん患者の心と向き合い,自らも肺がんを患いながら,最期まで患者に寄り添った精神科医が語った20の言葉。

目次

  • はじめに
    「心」をみる─ あなたと私の違いを受け入れて、「あなたと共にいる」ことの素晴らしさ

    第一章 悩める人といつも共にいること──丸田俊彦が語った20の言葉
    答えがほしい/「わかった」と心の中で思ったときに努力が止まる/
    相手の素晴らしさを映し出す湖でありたい/不安を共有できる関係/
    For whom──それって誰のため?/わからないから、もっと聞かせて/
    疾患中心から患者中心へ、そして、医療者と患者の関係性中心へ/
    関係性をめぐる暗黙の知/何を話しても大丈夫という安心感/「ちから」は内にあるもの/
    愛することの方が本当はこわい/お互いの主観がぶつかりあう──間主観性/
    「これが自分」と受け入れたとき、心地よくなれる/どこへ行くかわからないけれど、
    気球の旅をともに/I have a cancerとI am a cancer/動じることなく、
    つま先をくすぐりつづけるさざ波のような存在/理解してほしいだけ/
    永久に患者さんが先生/豊かなゴールをめざして/available──あなたと共にいる

    第二章 患者の心を誰がみるのか
    メイヨー・クリニックでの三十二年間の臨床体験から/自らががん患者となって考えたこと

    第三章 チームで患者の心をみる
    器に魂が入った瞬間/ブレストセンターが担うもの/昭和大学での新しいチーム医療/
    患者さんの痛みと共に生きる/患者さんは医師にとっての教科書/乳がん診療を通して
    全人的医療を学ぶ/海外と日本のカウンセリング/患者さんの心を誰がみるのか/
    アヴェイラブル─―丸田先生の言葉は共有できる財産

    第四章 グループ・カウンセリングで患者の心をみる
    キャンサーリボンズで行われたグループ・カウンセリング/カウンセリングの
    意味・意義/座談会 カウンセリングによってどのように患者さんの心は変わったのか

    第五章 サイコセラピストとして患者の心をみる
    グループ・カウンセリング──丸田先生の存在の意義/
    患者になること──人の心に敏感になる体験

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