アピアランス〈外見〉問題と包括的ケア構築の試み

出版社: 福村出版
著者:
発行日: 2018-05-20
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784571240683
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商品紹介

複雑かつ多岐にわたる〈外見〉問題の包括的ケア実現に向け、医学・心理学の両面から基礎と実践について解説。

目次

  • 序章 概 説
     1 なぜ今、アピアランス〈外見〉問題なのか?
     2 用語について
     3 歴 史
     4 理論・モデル・枠組み・測定ツール
     5 認知的・行動的問題
     6 介入枠組みとしての段階的ケア
     7 今後の課題

    第1章 包括的ケアの理解と実際
     第1節 外見認知の特性と可視的差異
      1 顔に対する認知特性と可視的差異への示唆
      2 顔についての魅力研究とVD
      3 VDの顔における微笑み表出の効果
      4 まとめ
     第2節 ケアの実際:アセスメント/SST/認知行動療法
      1 アセスメント
      2 ソーシャルスキル・トレーニングによる支援
      3 認知行動療法による支援
      4 今後の課題
     第3節 ケアの補完的資源:当事者組織(エンパワメント)
      1 顔に関するSHGのいろいろ
      2 SHGが達成する成果
      3 SHGが援助形態として機能する4つの柱
      4 専門職との関係に焦点を当てたSHGの形態
     第4節 支援スキル:支援としてのメーキャップ
      1 メーキャップとは、化粧とは
      2 化粧療法の誕生
      3 さまざまな実践
      4 今後の課題

    第2章 医学的解説
     第1節 状態別解説(可視的差異あり)
      1 先天性の状態(主として頭蓋顔面領域)
      2 後天性の状態
     第2節 醜形障害の鑑別と治療(可視的差異なし)
      1 はじめに
      2 醜形障害とは
      3 DSM-5における醜形障害の診断基準
      4 これまでのDSM-IV-TRからの進展
      5 醜形障害の疫学や予後、併存症など
      6 鑑別診断と病識
      7 文化的な側面、対人恐怖症との関連
      8 治療(主に薬物療法)

    第3章 口唇口蓋裂・頭蓋顎顔面領域での問題と包括的ケア
     第1節 基 礎
      1 はじめに
      2 出生前診断
      3 出生後~幼少期
      4 児童期
      5 青年期
      6 イギリス圏における口唇口蓋裂・頭蓋顎顔面領域の動向
     第2節 実 際
      1 東北大学病院唇顎口蓋裂センター設立の経緯
      2 心理外来の支援体制
      3 心理外来での支援実績
      4 支援提供における課題

    第4章 熱傷・外傷領域での問題と包括的ケア
     第1節 基 礎
      1 精神科的症状表現
      2 熱傷患者がたどる長期の過程
     第2節 実 際(急性期を中心に)
      1 熱傷の心理的適応段階
      2 早期介入の必要性
      3 実際の介入
      4 チーム医療
     第3節 実 際(回復期を中心に)
      1 はじめに
      2 急性期の問題
      3 回復期・リハビリテーション期の問題
      4 退院後、社会復帰前の問題
      5 急性期でできること
      6 回復期・リハビリテーション期でできること
      7 実例(回復期で発症したPTSD)

    第5章 がん領域での問題と包括的ケア
     第1節 基 礎
      1 はじめに
      2 背 景
      3 現 状
      4 症 状
      5 支援・介入の前に
      6 支援の実際
     第2節 実 際
      1 はじめに
      2 支援に際して基本となる考え方
      3 個別支援の4段階ステップ
      4 代表的症状別ケア
      5 その他の関連トピック

    第6章 社会文化的アプローチ:
         チェンジング・フェイスによる「顔の平等」キャンペーン
     1 用語について
     2 チェンジング・フェイスの設立経緯と主要プログラム
     3 チェンジング・フェイスは何をするのか?
     4 「顔の平等」キャンペーン活動の起源と活動
     5 Face Equality Dayを創設するために何をしたか?
     解 説

    第7章 今後の課題(対談)
     第1節 社会文化へのアプローチについて
          ―「見せる文化」と「読ませる文化」との差異
      日本は相手に「読ませる文化」
      メディアの影響とメディアへの影響
      社会における相互的理解をめぐって
      相互的理解を促進させるもの
     第2節 現場へのアプローチについて
          ―CBTの有効性を軸にした、心理と医療の連携(コラボレーション)
      CBTの普及状況
      アピアランス〈外見〉問題とCBT
      臨床から社会への情報発信


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