臨床動作分析 PT・OTの実践に役立つ理論と技術

出版社: 三輪書店
著者:
発行日: 2018-05-20
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784895906265
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商品紹介

基本概念は、〝治す“ではなく、〝運動学習”。(1)生態心理学の知見、(2)動作や神経系の階層構造、(3)臨床を融合させた、最新のリハ技術。

目次

  • 第I章 実践的評価 治療の理論と解釈
     1 壁を破る ! ループという発想
     2 皮質との関係―脳の中のループ回路
     3 行為との関係
     4 クラインフォーゲルバッハの運動学の治療的応用
      1. 姿勢・動作の理解と観察の視点
      2. パーキングファンクション(構えと知覚)
      3. ダイナミックスタビライゼーション
      4. 運動様式(ブリッジ・テンタクル, 運動の拡がり)
      5. バランス活動
     5 生態心理学・アフォーダンス

    第II章 実践的評価 治療
     1 基本動作の持つ意味―動作の階層構造に秘められた身体性
     2 動作分析の目的と動作の捉え方
      1.探索活動と治療的誘導
      2.6つの「みる」―同調への手がかり
      3.身体間コミュニケーションの経験と練習方法
      4.プレーシング
     3 姿勢と移動動作
      1. 背臥位
      2. 寝返り動作
      3. 起き上がり動作
      4. 座位姿勢
      5. 立ち上がり動作
      6. 歩行・・・佐藤房郎
     4 応用動作分析―活動への介入技術

    第III章 実践例 疾患別 事例別アプローチ
     1 典型的な運動機能障害の片麻痺患者への知覚循環に基づいたアプローチ
     2 Pusher syndromeを呈した左片麻痺患者の治療介入
       ―知覚循環に基づいた運動機能障害へのアプローチ
     3 脳卒中片麻痺―知覚循環に着目した立位姿勢へのアプローチによる歩行改善
     4 外傷性脳損傷―主観性を視野に入れた臨床動作分析
     5 高次脳機能障害―脳外傷による発動性低下を伴った四肢麻痺者へのアプローチ
     6 頚髄損傷―C4頚髄損傷者に対するアプローチ再考
     7 頚髄損傷―知覚循環に基づいた運動機能障害へのアプローチ
     8 在宅C4頚髄損傷者の姿勢調整方法の検討
     9 四肢切断―ADLアプローチと二次障害の予防
     10 骨折―自分なりの運動を自己組織化するためのアプローチ
     11 変形性股関節症―人工股関節全置換術後患者に対する治療的誘導について
     12 膝前十字靭帯損傷―床上動作を通じた下肢と体幹の協調活動の促通
     13 変形性股関節症―運動の拡がりを捉える
     14 関節リウマチ―体幹の動的安定性を基盤とする動作の獲得
     15 摂食嚥下障害―気づきを促す環境設定により,長期的に嚥下機能の改善がみられた症例
     16 めまい―基礎的定位から空間定位を促した両側前庭機能障害例
     17 認知症―基本動作からのアプローチ

    第IV章 壁にぶち当たったときの体験
     1.「想い」―いまがあるのは冨田先生との出会いがすべて
     2.「している動作」に向けて
     3. 大切なのは守・破・離と原点回帰
     4. 諦めず続ける!!
     5. 仲間と継続は力なり
     6. もう1つの視点で診てみること
     7. 病棟との連携―褥瘡予防の観点から
     8.「6つのみる」による変化
     9. 機器操作スイッチのフィッティング―神経難病の事例から
     10. 自分が変わり, 相手が変わる

    第V章 まとめ

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