情動と言語・芸術

出版社: 朝倉書店
著者:
発行日: 2018-05-15
分野: 基礎医学  >  基礎医学一般
ISBN: 9784254107005
書籍・雑誌
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商品紹介

情動が及ぼす影響と効果について具体的な事例を挙げながら解説。芸術と言語への新しいアプローチを提示。

目次

  • 1. 美的判断の脳神経科学的基盤
     1.1 はじめに:美の問いと美の脳科学
     1.2 美しさの体験に関連する脳活動
     1.3 操作脳科学
     1.4 非具象的美と脳活動
     1.5 まとめ:美の体験は何のために存在するか

    2. 芸術における色彩と脳の働き
     2.1 色が見えるとはどういうことか
     2.2 減法混色と加法混色
     2.3 補色と色相環
     2.4 色の対比
     2.5 カラーセンター(色覚中枢)
     2.6 高次の色知覚
     2.7 色と情動
     2.8 色彩調和:神経美学へのアプローチ
     2.9 色彩調和のfMRI実験
     2.10 「調和」の再考

    3. 脳機能障害と芸術
     3.1 脳機能障害と感性の変化
     3.2 脳機能障害と芸術表現
     3.3 脳機能障害による創作動機の変化
     3.4 緩徐進行性神経病変による芸術表現の変化
     3.5 脳機能障害によって現れた芸術家の感覚障害

    4. 音楽を聴く脳・生み出す脳:症例から探る音楽の認知と鑑賞のメカニズム
     4.1 失音楽症の定義と分類
     4.2 純粋失音楽症
     4.3 音楽能力に関連する症状を呈した症例
     4.4 先天性失音楽とその問題点
     4.5 鑑賞能力の選択的障害:視覚性情動低下症と音楽無感症

    5. アプ口ソディア(Aprosodia)
     5.1 「プロソディ」とは何か
     5.2 左半球損傷による「プロソディの障害」
     5.3 右半球損傷による「プロソディの障害」:アプロソディアをめぐって
     5.4 その他の「プロソディの障害」を生じる病態
     5.5 「プロソディの障害」のコミュニケーションモデル上の位置づけ
     5.6 プロソディ処理の脳内機構に関する最近の知見
     5.7 「プロソディの障害」の本質とは何か

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