実験医学別冊 細胞・組織染色の達人
出版社: |
羊土社 |
発行日: |
2018-06-15 |
分野: |
医学一般
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雑誌
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ISSN: |
02885514 |
雑誌名: |
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特集: |
細胞・組織染色の達人 |
目次
- 特集 細胞・組織染色の達人
実験を正しく組む、行う、解釈する免疫染色とISHの鉄板テクニック
序章 染色をはじめる前に考えること
1.免疫染色とin situ Hybridization
2.蛍光か発色か?
3.染色をはじめるにあたって,最初に考えること
第1章 動物の解剖と固定
[1] 動物実験をはじめる前に
1.適切な動物実験を行うための一般原則
2.適正な動物飼育を行うための動物福祉
3.マウス・ラットの試料採取に必要な麻酔薬と安楽死処置
4.最後に
[2]切片・固定液の種類と器具の準備
1.切片の種類
2.動物の解剖~切片作製までの流れ
3.固定液の種類と組成
4.解剖,灌流固定に用いる実験器具
[3]解剖,灌流固定法の実際
1.灌流固定か,浸漬固定か?
2.灌流固定の方法
第2章 組織のサンプリング
[1]灌流固定を必要とする組織
1.脳
2.下垂体
3.脊髄
4.後根神経節
5.肝臓
6.腎臓,副腎
7.膵臓
8.脾臓
9.気管+甲状腺
10.胸腺
11.唾液腺
12.舌
13.白色脂肪,褐色脂肪
14.子宮,卵巣
15.乳腺
[2]灌流固定を必要としない組織
1.胃,十二指腸
2.小腸,大腸
3.皮膚
4.眼
5.骨組織(1):大腿骨
6.骨組織(2):膝関節
7.骨組織(3):内耳(蝸牛)
8.骨組織(4):歯(下顎)
9.血管
10.胎仔,新生仔,胎盤
11.筋肉
12.精巣,精巣上体
13.ゼノグラフト
[3]どちらでもよい組織
1.心臓
2.骨髄
3.膀胱
4.肺
[4]培養細胞のサンプリング
1.調製方法の種類と選び方
2.プロトコール
3.染色例
第3章 ブロック作製
[1]組織の前処理
1 パラフィン包埋のための固定後の処理
2 脱脂
3 脱灰
[2] パラフィンブロックの作製(包埋)
1 パラフィン包埋
2 ブロックの成形
3 パラフィンブロックの保存
[3] 凍結ブロックの作製
1 未固定凍結ブロックの作製
2 既固定凍結ブロックの作製
3 凍結ブロックの保存
第4章 薄切
[1] パラフィン切片の作製と保存
1 切片の厚み
2 パラフィン切片作製の手順
3 パラフィン切片の保存
[2] 凍結切片の作製と保存
1 凍結切片作製時の温度・厚さ
2 凍結切片作製の手順
第5章 免疫組織化学染色
[1] 抗体を選ぶ
1 抗体の候補を選ぶ
2 候補の絞込
[2] 染色の流れ
1 条件検討に用いる切片の準備
2 脱パラフィン~前処理(抗原賦活化,各種ブロッキングなど)
3 一次抗体反応
4 検出系
[3] 免疫染色の準備
1 器具
2 試薬(LSAB法)
3 ABC法,ポリマー法,mouse on mouseで使用する試薬
[4] 免疫染色プロトコール(LSAB法)
1 作業前の準備
2 プロトコール
3 簡易プロトコール
[5] 染色結果を評価する
1 免疫染色の条件検討
2 免疫染色の答え合わせ(免疫染色)
第6章 in situ ハイブリダイゼーション(ISH)
[1] ISHの原理
1 プローブの種類
2 ISHの手順
3 染色のコントロールのとり方
[2] プローブの設計
1 設計の注意点
2 設計方法
[3] プローブを作製する
1 設計した遺伝子配列の増幅
2 プローブ領域のクローニング
3 in vitro transcription反応によるDIG標識RNA合成
4 ドットブロット法によるプローブの濃度測定
[4] ISH染色
1 準備
2 染色条件の設定
3 プロトコール
4 染色例
第7章 多重染色,その他の染色
[1] ISH(発色)+免疫染色(発色)
1 二重染色の条件検討
2 二重染色の手順
[2] 免疫染色+免疫染色
1 免疫染色(発色)+免疫染色(発色)
2 免疫染色(蛍光)+免疫染色(蛍光)
[3] HE染色
1 試薬
2 プロトコール
[4] TUNEL染色
1 TUNEL染色の原理
2 プロトコール