目次
- Chapter1 腰椎の解剖学
1 脊柱の生理的弯曲
2 腰椎の構造と個人差
3 椎間関節の特徴
4 椎間板の特徴
5 椎間板内圧と姿勢、運動との関係
6 腰椎を安定させる仕組み
7 腰椎に付着する靭帯
8 脊柱、肋骨に付着する2種類の筋
9 脊柱起立筋群の構造上の特徴
10 固有背筋外側群
11 固有背筋内側群
12 腸骨筋、大腰筋の特徴
13 腰方形筋の特徴
14 腹直筋の特徴
15 腹斜筋群の特徴
16 腹横筋と骨盤底筋群の関係
17 脊柱管と脊髄神経
18 腰椎周辺の神経
コラム からだのケアを始めるのは、7歳から
Chapter2 骨盤の解剖学
1 骨盤の進化
2 骨盤の構造と性差
3 仙腸関節の構造
4 仙腸関節の静的安定機構
5 仙腸関節の運動学
6 仙腸関節の動的安定機構
コラム 積極的休養のすすめ
Chapter3 脊柱安定化理論と腰部の運動学
1 腹腔内圧理論
2 後部靭帯系理論
3 姿勢と腰部筋内圧との関係
4 姿勢と硬膜内圧との関係
5 脊柱の前後屈運動の運動学
6 からだの回旋運動の運動学
7 腰椎の回旋運動と構造との関係
8 ニュートンの法則
9 重心と支持基底面との関係
10 回転力(モーメント)
11 関節モーメント
12 能動的張力と受動的張力
13 屈曲弛緩現象(Flextion relaxation phenomenon)
14 猫背姿勢を再考する
15 座位前方リーチ動作の運動学
16 座位側方リーチ動作の運動学
コラム 人が足を組む理由
Chapter4 腰痛UPDATE
1 腰痛で医療機関を受診するべき理由
2 腰痛の考え方の変遷
3 腰痛の診断学的トリアージ
4 特異的腰痛(Red flags)の見分け方
5 痛みの経路と痛み関連領域
6 心理社会的腰痛(Yellow flags)
7 認知行動療法
8 腰痛と薬物療法
9 腰痛に対する手術治療(1) 判断基準
10 腰痛に対する手術治療(2) 進入方法
11 腰痛に対する手術治療(3) 椎間板ヘルニア切除術
12 腰痛と天気との関係
コラム 21世紀の聴診器、エコーの魅力
Chapter5 整形外科的検査
1 前屈テスト
2 PLFテスト
3 後屈テストとケンプテスト
4 仙腸関節の疼痛誘発テスト
5 神経学的検査
6 大腿神経と外側大腿皮神経
7 伏在神経と閉鎖神経
8 坐骨神経
9 SLRテストとFNSテスト
コラム Sitting is the New Smoking
Chapter6 腰痛の代表的な疾患とその病態
1 腰椎椎間板ヘルニアの病態
2 若年性腰椎椎間板ヘルニアの病態
3 腰椎椎間関節症の病態
4 腰椎分離症・分離すべり症の病態
5 腰部脊柱管狭窄症の病態
6 筋・筋膜性腰痛の病態
コラム 腰痛とからだのねじれとの関係
Chapter7 腰痛に対する物理療法
1 組織の修復過程
2 炎症期の物理療法
3 増殖期の物理療法
4 成熟期の物理療法
5 温熱療法のススメ
6 寒冷療法のススメ
コラム 腰痛予防にコルセットは有効か?
Chapter8 慢性腰痛予防のススメ
1 急性外傷と慢性障害
2 慢性障害の着眼点
3 こどもが健康である理由
4「動かない」と「動けない」は同じ
5 健康的なからだとは
6 支持基底面の左右差
7 日々の過ごし方の工夫
8 姿勢評価の注意点
9 支持基底面の左右差の調べ方
10 股関節内旋可動域検査の意義
11 胸腰椎回旋可動域検査の意義
12 立位における慢性腰痛に対するアプローチ
13 座位における慢性腰部痛に対するアプローチ
14 慢性腰痛に対する胸郭の重要性
15 多裂筋障害に対するアプローチ
16 円背姿勢に対するアプローチ
17 股関節のストレッチングの注意点
コラム 生活習慣への指導のポイント