災害看護の本質

出版社: 日本看護協会出版会
著者:
発行日: 2018-06-20
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784818021235
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:約3営業日

2,640 円(税込)

商品紹介

阪神・淡路大震災で自ら被災したことを契機に、命の限り被災地支援を続けた黒田裕子氏。「人間」と「暮らし」と「地域」の一体化の重要性を説いて多職種を繋ぎ、避難所や仮設住宅において24時間体制の見守りを続けた同氏により、多くの被災者が自立に向けて勇気づけられ、生きがいを見出してきました。見守り、寄り添い、一人ひとりの再生の力を引き出す支援―それを象徴する数々の黒田語録を、同氏によって結び付けられた著者らが紐解き、災害看護の本質に迫ります!

目次

  • はじめに

    第1部 黒田裕子の思想
     序 章 「死後生」を生きて
     第1章 黒田裕子語録に秘められた魂
      1 現場主義と「最後の一人まで」
      2 黒田裕子さんとフローレンス・ナイチンゲール
      3 一つひとつのいのちに寄り添って
      4 その瞬時を生きる
      5 「現場こそが原点」
      6 理念と責任
      7 寄り添いから繋がりへ
      8 黒田さんからの学び―「人間のいのちと暮らしを守る」
      9 黒田裕子と孤独死
      10 よりよいコミュニティをつくる
      11 最後まで生ききること

    第2部 「人間」と「暮らし」と「地域」の一体化に向けた実践
     第2章 被災者の「自立」を考える種まき
      1 被災者の「自立」を考える 
      2 阪神・淡路大震災での種まき―神戸へ
      3 東日本大震災発生後からの気仙沼での支援活動 
     第3章 災害時の「暮らし」に向き合う実践の知
      1 人間のいのちと暮らしを守る
      2 人間としての寄り添い
     第4章 看護の再構築に向けて
      1 一人の人間としていのちを重んじる
      2 これからの災害看護

    おわりに 

    資料
    [論文概要]阪神淡路大震災後17年経過時における被災者の生活リズム、
         睡眠健康、心的外傷後ストレス障害に関する疫学的研究
    [業績]

最近チェックした商品履歴

Loading...