皮膚科医のための病理学講義 “目からウロコ”の病理学総論

出版社: 金芳堂
著者:
発行日: 2018-06-25
分野: 臨床医学:内科  >  皮膚科
ISBN: 9784765317559
電子書籍版: 2018-06-25 (第1版第1刷)
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
発送目安:4~8営業日

8,800 円(税込)

電子書籍
章別単位での購入はできません
ブラウザ、アプリ閲覧

8,800 円(税込)

商品紹介

皮膚科医がみる組織像や臨床像をより深く理解できる。病理学の基礎知識を理解し、病理組織像をみて背景となる現象がどのようにおこっているかを知り、組織像や臨床像をより深く理解できる。

目次

  • 表紙
  • 目次
  • 1章 生命の神秘
  • 病理学とは
  • 生命とは, 生命体とは
  • 細胞の誕生
  • 個体の誕生とその構造の維持
  • 増殖・分化・成熟
  • 代謝 : 個体の維持とその宿命
  • 環境との関わり
  • 2章 細胞や組織の維持機構を貫く原則
  • セントラルドグマ ( 中心原理 )
  • 細胞の基本構成と超微細構造
  • ホメオスタシス ( homeostasis ; 恒常性 )
  • 動的平衡 : 分子の構造および変化構造物の修復と処理
  • 動的平衡 : 個体における細胞の数的恒常性
  • 間質と呼ばれる組織の構造と役割
  • 個体における臓器相互の連絡と機能的恒常性
  • 細胞と個体における究極の原則
  • 3章 病気と病的状態にみられる変化
  • 病気の原因と分類
  • 軽度の細胞の傷害とそれに対する変化
  • 萎縮
  • 肥大
  • 再生
  • 過形成
  • 化生
  • 重度の細胞傷害とそれに対する変化
  • 壊死
  • アポトーシス
  • 排除と修復
  • 個体死
  • 4章 代謝障害
  • 細胞における代謝経路
  • 変性とは
  • コンパートメント・セオリー
  • 代謝異常
  • 局所にみられる蓄積異常 : 変性
  • 全身性代謝障害と沈着症
  • 5章 循環障害 1
  • 循環系とは
  • 心血管系における循環の調節
  • 血液とその成分
  • リンパ循環とリンパ管
  • 心血管系の循環調節の異常
  • 高血圧症
  • 低血圧症とショック
  • 血行動態の異常
  • 血行の静止
  • 充血
  • うっ血
  • 虚血
  • 出血
  • リンパ液循環の異常
  • 浮腫 ( 水腫 )
  • 脱水
  • 6章 循環障害 2
  • 心・血管系の閉鎖性
  • 血管の閉鎖性を維持する機構 : 止血
  • 過剰な止血反応 : 血栓
  • 血栓形成と出血
  • 血液凝固, 止血, 血栓形成, 線維素溶解現象の生理学的・進化的関係
  • 血管の閉鎖を引き起こす病態 : 塞栓症
  • 血管の狭窄・閉塞によって起こってくる病態 : 梗塞
  • 7章 炎症 1
  • 炎症とは
  • 炎症に関与する細胞と生物学的増幅機構
  • 炎症反応の過程
  • 急性炎症
  • 急性炎症の組織学的分類
  • 臨床的に見みられる急性炎症時の炎症局所における四大徴候
  • 急性炎症を抑える反応
  • 亜急性炎症・慢性炎症
  • 器質化の現象と慢性炎症の終末
  • 被包化およびその他の排除の様式
  • 肉芽腫性炎症・肉芽腫
  • 炎症性疾患の診断名とその命名法
  • 組織の修復と化学因子
  • 創傷の治癒 : 一次治癒と二次治癒
  • 炎症の進展と全身への影響
  • 8章 炎症 2 感染症
  • 細菌やウイルスはどこにどのくらいいるか
  • 感染と感染症
  • 病原体の種類と特徴
  • 寄生虫
  • 真菌
  • 細菌
  • ウイルス
  • プリオン
  • 感染症の成立と組織反応
  • 9章 炎症 3 免疫機構からみた炎症反応
  • 免疫とは
  • 自己と非自己
  • 免疫系の発生, その種類と局在
  • 自然免疫系
  • 適応免疫系
  • 自然免疫系と適応免疫系の協働
  • 液性免疫系と細胞性免疫系, 自然免疫系との協働
  • 液性免疫系と補体系
  • 免疫チェックポイント
  • 免疫系の記憶
  • サイトカインとケモカイン
  • 外部環境との接点における免疫系
  • 10章 炎症 4 免疫寛容と免疫反応の異常
  • 免疫寛容
  • 中枢性寛容
  • 末梢性寛容
  • 免疫機構の破綻
  • 免疫不全
  • 先天性免疫不全症
  • 後天性免疫不全症
  • 過剰免疫反応
  • 自然免疫にみる過剰免疫反応 : 自己炎症性疾患
  • 適応免疫にみる過剰免疫反応 : アレルギー
  • I型アレルギー ( 即時型過敏反応 : アナフィラキシー )
  • II型アレルギー ( 細胞傷害型アレルギー反応 ; 自己免疫反応 )
  • III型アレルギー ( 免疫複合体病 )
  • IV型アレルギー ( 細胞性免疫型 )
  • 自己免疫
  • 臓器移植にみる免疫反応
  • 皮膚炎にみる免疫反応 : 境界部 ( 界面 ) 皮膚炎を例として
  • 11章 腫瘍 ( 新生物 ) 1
  • 腫瘍とは
  • 腫瘍 ( 新生物 ) の構成成分
  • 新形成と新生物
  • 腫瘍 ( 新生物 ) の特性
  • 腫瘍の生物学的態度
  • 腫瘍の分類と命名法
  • 上皮系腫瘍と非上皮系腫瘍
  • 固形腫瘍と白血病
  • 腫瘍の命名の原則
  • 分化度 ( 成熟度 ) による亜分類とその判定
  • 腫瘍類似病変
  • 腫瘍の組織像 : 良悪性の判定の尺度
  • 構造異型と細胞異型, 極性の消失
  • 尺度としての浸潤 : 浸潤性増殖
  • 核分裂像と異常核分裂像
  • 新規発生癌と合併癌
  • 衝突腫瘍と組成腫瘍
  • 浸潤という言葉
  • 上皮内癌と浸潤癌
  • 転移が意味するもの
  • 異型度と悪性度
  • 二つ以上の癌の発生 : 多発癌, 多発性原発癌と二次癌
  • 宿主に対する腫瘍の影響
  • 12章 腫瘍 ( 新生物 ) における組織発生のメカニズムと病因
  • 細胞の増殖と細胞死
  • 細胞増殖の情報伝達 : 増殖因子, 受容体と細胞内シグナル伝達経路
  • 増殖機構としての細胞周期
  • DNA修復機構としての細胞周期と細胞死
  • 細胞の分裂 : 核分裂と細胞質の分割 ( 分裂 )
  • 細胞の寿命
  • 細胞の増殖と自己組織化
  • 遺伝子異常と新形成
  • 細胞増殖をコントロールする遺伝子 : 癌遺伝子と癌抑制遺伝子
  • 新形成における増殖のメカニズム
  • 癌幹細胞理論
  • 新形成における自己組織化と新生物の形成
  • 新生物は生物か
  • 新生物は自己か非自己か ( 腫瘍と宿主の関係 )
  • 新生物における遺伝子異常
  • 遺伝子異常を起こさせる原因
  • 遺伝性・家族性に起こる腫瘍症候群
  • 家族性大腸腺腫症と大腸癌
  • 家族性網膜芽細胞腫
  • 多発性内分泌腫瘍症候群
  • 神経線維腫症
  • カウデンCowden症候群
  • 結節性硬化症
  • 化学発癌物質
  • 放射線
  • ウイルス
  • 炎症性疾患に基づく発癌
  • 良性腫瘍と悪性腫瘍
  • 浸潤のメカニズムと上皮間葉移行
  • 脈管侵襲と遊走
  • 転移巣の形成
  • 13章 病理組織診断
  • 病理組織診断に使用される標本
  • 分かりやすい病理組織標本の見方 : パターン分類による診断へのアプローチ
  • パターンとは何か
  • 病変の種類としてのパターンの捉え方
  • 腫瘍性病変のパターンの捉え方
  • 構築から見た上皮性, 非上皮性のパターン
  • 構築や細胞像から見た良性, 悪性のパターン
  • 出現細胞の種類から見た腫瘍, 炎症性病変のパターン
  • 腫瘍細胞の形態や腫瘍細胞がつくる構造からの由来細胞や腫瘍名の推測
  • 腫瘍の診断名のつけ方
  • 炎症性病変のパターンの捉え方
  • 炎症性皮膚疾患における組織パターン分類
  • 組織診断の手順
  • 病理医がマスターしておくべきこと
  • 特殊染色の意義と使い方
  • 病理診断を行う者が取るべき態度
  • これからの診断病理学の流れ
  • 参考図書および推薦図書
  • 日本語索引
  • 外国語索引
  • 著者略歴
  • 奥付

おすすめ商品

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

参考図書および推薦図書

P.256 掲載の参考文献
1. 審良静男, 黒崎知博 : 新しい免疫入門 自然免疫から自然炎症まで. 2014年, ブルーバックス講談社, 東京
2. NHKスペシャル取材班 : 人体 ミクロの大冒険 60兆の細胞が紡ぐ人生. 2014年, 角川書店東京
3. 太田邦史 : エピゲノムと生命 DNAだけでない「遺伝」のしくみ. 2013年, ブルーバックス講談社, 東京
4. 岡三喜男 : 読んで見てわかる 免疫腫瘍学. 2017年, 中外医学社, 東京
5. 長村義之, 他 (編) : Newエッセンシャル 病理学 第6版. 2011年, 医歯薬出版, 東京
6. 加藤征治, 須網博夫 : 新しいリンパ学 微小循環・免疫・腫瘍とリンパ系. 2015年, 金芳 堂京都
7. 岸本忠三, 中嶋彰 : 現代免疫物語beyond 免疫が挑むがんと難病. 2016年, ブルーバックス, 講談社, 東京
8. N・キャリー (中山潤一訳) : ジャンクDNA ヒトゲノムの98%はガラクタなのか? 2016年, 丸善出版, 東京
9. V・クマール, 他 (豊國伸哉, 高橋雅英監訳) : ロビンス基礎病理学 原書9版および10版. 2014年, 丸善出版, 東京
10. D. R. グリーン (長田重一監訳) : 結末への道筋 : アポトーシスとさまざまな細胞死. 2012年, メディカル・サイエンス・インターナショナル, 東京
11. A・コリン (矢野真千子訳) : あなたの身体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた. 2016年, 河出書房新社, 東京
12. 近藤祥司 : 老化はなぜ進むのか 遺伝子レベルで解明された巧妙なメカニズム. 2009年, ブルーバックス, 講談社, 東京
13. 斎藤博久 : アレルギーはなぜ起こるか ヒトを傷つける過剰な免疫反応のしくみ. 2008年, ブルーバックス, 講談社, 東京
14. D・サダヴァ, 他著 (石崎泰樹, 石丸敬監訳・翻訳) : カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学. 2010年, ブルーバックス, 講談社, 東京
15. D・サダヴァ, 他著 (石崎泰樹, 石丸敬監訳・翻訳) : カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学. 2010年, ブルーバックス, 講談社, 東京
16. D・サダヴァ, 他著 (石崎泰樹, 石丸敬監訳・翻訳) : カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学. 2010年, ブルーバックス, 講談社, 東京
17. 渋谷正史, 湯浅保仁 (編) : がん生物学 イラストレイテッド. 2015年, 羊土社, 東京
18. 傳田光洋 : 驚きの皮膚. 2015年, 講談社, 東京
19. R・ドーキンス (日高敏隆他訳) : 利己的な遺伝子. 2008年, 紀伊國屋書店, 東京
20. 都甲潔, 他 : 自己組織化とは何か 第2版 自分で自分を作り上げる驚異の現象とその応用. 2009年, ブルーバックス, 講談社, 東京
21. 永田和宏 : 生命の内と外. 2017年, 新潮選書, 東京
22. 中西貴之 : マンガでわかる菌のふしぎ. 2010年, サイエンス・アイ新書, ソフトバンククリエイティブ, 東京
23. 秦順一, 他 (監) : 標準病理学 第3版. 2006年, 医学書院, 東京
24. 平林茂 : 悪性新生物. 2016年, 河出書房新社, 東京
25. K・マーフィー, 他 (笹月健彦監訳) : Janeway's免疫生物学 原書第7版. 2010年, 南江堂東京
26. 真鍋俊明, 幸田衛 : 皮膚病理診断アトラス-組織像の見方と臨床像. 1993年, 文光堂, 東京
27. 真鍋俊明 : 外科病理診断学-病理組織診断のつけ方・考え方. 1998年, 金芳堂, 京都
28. 水島徹 : HSPと分子シャペロン 生命を守る驚異のタンパク質. 2012年, ブルーバックス, 講談社, 東京
29. 水島昇 : 細胞が自分を食べる オートファジーの謎. 2011年, PHPサイエンス・ワールド新書, PHP研究所, 東京
30. S・ムカジー (田中文訳) : 病の皇帝「がん」に挑む 人類4000年の苦闘 上巻, 下巻. 2013年, 早川書房, 東京
31. 山崎裕人 : がん幹細胞の謎にせまる-新時代の先端がん治療へ. 2015年, ちくま新書, 筑摩書房, 東京
32. 横山武, 他 (編) : 現代の病理学 総論. 1979年, 金原出版, 東京
33. R. A・ワインバーグ (武藤誠, 青木正博訳) : ワインバーグ がんの生物学. 2008年, 南江堂, 東京
34. B. E. Gould : Pathophysiology for the health professions. 2006 Saunders/Elsevier Philadelphia
35. A. L Kierszenbaum : Histology ad cell biology 2nd ed. 2007 Mosby/Elsevier Philadelphia

最近チェックした商品履歴

Loading...