「ファミサポ」の安全を考える

出版社: クリエイツかもがわ
著者:
発行日: 2018-09-01
分野: 保健・体育  >  母性・小児保健
ISBN: 9784863422414
書籍・雑誌
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1,540 円(税込)

商品紹介

子どもの一時預かりファミリー・サポート・センター(ファミサポ)事業は、2015年に「子ども・子育て支援新制度」に位置づけられ、子育ての援助を受けたい人(依頼会員)と、援助を行う人(援助会員)を行政が橋渡しするという、年々利用する家庭が増えている注目される事業。そんなファミサポで、1時間の預かり利用中に起こった事故。預かり先で何が起きたのか、明らかにならない状況、行政の対応、裁判への経過を教訓に、制度の成り立ち、運営、事故補償などの現状をていねいに整理し、子どもの安全が守られる事業のあり方を問う。

目次

  • 第1章 八尾ファミサポ事故の記録
     1 事故発生から裁判までの経緯
     2 民事裁判の経過と意義
     3 「ファミサポ裁判を支える会」の取り組み
     4 八尾ファミサポ事故と報道

    第2章 ファミリー・サポート・センター事業の課題と展望
     1 事業の現状と今後
     2 支援者養成の課題
        ─アドバイザーの専門性を支える国・自治体の条件整備の必要性
     3 事故で明らかになったファミサポ事業の課題
     4 子どもの発達と保育事故─預かり中の事故を防ぐために

    コラム
    どんな保育も“専門家たる保育士"であたりたい
    さつきちゃん事故の教訓を、睡眠時の安全に
    子どもの命を守り育てる保育・子育て支援を—元保育士として
    ファミサポ裁判を傍聴して
    ファミサポにも公的な災害共済給付制度の適用を!
     ―公的無過失保険の適用範囲拡大と加入の重要性
    さつきちゃんの無念の思いを忘れず

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