その心理臨床、大丈夫?
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目次
- 第1部 事例編
1 教室に入れなくなった中学2年生男子・タロウくん
――家族は子どもの能力の問題というけれど、背景に根深い家族問題がある場合は?
1-1 事例紹介
1-2 学校臨床実践はみんなで一緒に作っていく
1-3 家族となめらかに手をつなぐということ
1-4 解説
2 職場での対人関係上の問題を訴える30代女性・ハシモトさん
――本人が挙げる問題の背後に重大な別の問題が考えられる場合の対応は?
2-1 事例紹介
2-2 セラピスト自身の「べき思考」に巻き込まれないで
2-3 セラピストがクライエントと同一化してしまっていないか
2-4 解説
3 遷延するパニック障害をもつ40代男性・カタヤマさん
――面接はそれなりに続くものの、大切なところをつかんでいないように感じる場合の対応は?
3-1 事例紹介
3-2 認知行動療法が認知行動療法として成り立つ条件とは
3-3 認知行動療法はあくまでひとつのツール
3-4 解説
4 様々な症状をあわせもつ小学4年生女児・リコちゃん
――本人は現状維持で精一杯、母親の不安が高い場合はどうしたら?
4-1 事例紹介
4-2 ややこしくなったら基本形に戻る
4-3 できていることに目を向けて
4-4 解説
5 小学2年生で自閉スペクトラム症の診断を受けた男児・ユウキくん
――今すぐペアレント・トレーニングに参加すること、それって本当に効果的?
5-1 事例紹介
5-2 どの問題の解決を求めているのか
5-3 課題を周囲と共有できるか
5-4 解説
第2部 理論編
6 裏側からみた心理療法の効果のエビデンス
7 Step0から始める認知行動療法
――対象者の準備状態と症状の意味の多面的アセスメント
8 精神分析臨床における「0期」について
――その勇み足に気をつけて!
9 ソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピーの落とし穴
――「解決」に焦点を当てる際の留意点