ロータブレーター実践ガイド

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2018-09-02
分野: 臨床医学:内科  >  循環器一般
ISBN: 9784830619441
電子書籍版: 2018-09-02 (第1版第1刷)
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商品紹介

ロータブレーターを安全に行うために,適応,禁忌,画像機器の活用の仕方,合併症の種類や,対処法,予防法について解説した実践書.ロータブレーターは重篤な合併症が多いという負のイメージがあるが,本書では正しい知識,安全な治療戦略が具体的に記載されており,合併症発生を大幅に減らすことのできる工夫がエビデンスを交えて丁寧に解説されている.ロータブレーターのエキスパートである著者ならではのコツが豊富に盛り込まれた1冊.

目次

  • 1 ロータブレーターシステムおよび実際の手技について
     1 ロータブレーターシステム
     2 ロータブレーターの実際の手技
      a RotaWireTMの選択とその進め方
      b バーを病変部手前に持ち込む
      c バーで病変部を削る
      d polishing runは必要?
      e バーを体外に抜去する

    2 ロータブレーターの適応
     1 添付文書上の適応と禁忌
     2 実際の適応と禁忌
      a 相対適応
      b 絶対適応
      c 禁忌

    3 ロータブレーターに関するエビデンス
     1 適応病変に関するエビデンス
     2 ロータブレーターの方法に関するエビデンス
      a バーの大きさ
      b 施行時の回転数
      c ロータカクテルの内容
     3 合併症の予測因子に関するエビデンス
     4 ロータブレーター後の予後に関するエビデンス

    4 ロータブレーターにおけるイメージングデバイスの活用
     1 ロータブレーターにおけるイメージングデバイス
     2 IVUSの有用性
      a ロータブレーター施行前のIVUS
      b 小さなバーでのアブレーション後のIVUS
      c ロータブレーター必要症例におけるIVUS

    5 ロータブレーターを安全に行う工夫
     1 工夫(1)できるだけバーを強く押さない
      a ガイドカテーテルのバックアップが取れる形状を使用する
      b ガイドワイヤーを十分に末梢まで進める
      c 最初は小さなバーから使用する
      d 高リスク病変
     2 工夫(2)すべての石灰化部分をpassする必要はない
     3 工夫(3)長期の成績が良くなるに越したことはないが,まずは安全に初期成功を目指す

    6 ロータブレーターにおける合併症:種類,対処法,予防法
     1 合併症(1)slow flow/no flow
      a どんなときに生じるか
      b どうやって対処するか
      c どうやって予防するか
     2 合併症(2)ガイドワイヤー断裂
      a どんなときに生じるか
      b どうやって対処するか
      c どうやって予防するか
     3 合併症(3)バーのスタック
      a どんなときに生じるか
      b どうやって対処するか
      c どうやって予防するか
     4 合併症(4)冠動脈穿孔
      a どんなときに生じるか
      b どうやって対処するか
      c どうやって予防するか

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

[1] ロータブレーターシステムおよび実際の手技について

P.14 掲載の参考文献

[2] ロータブレーターの適応

P.20 掲載の参考文献

[3] ロータブレーターに関するエビデンス

P.28 掲載の参考文献
4) Okamura A, Ito H, Fujii K. Rotational atherectomy is useful to treat restenosis lesions due to crushing of a sirolimus-eluting stent implanted in severely calcified lesions : experimental study and initial clinical experience. J Invasive Cardiol 2009;21:E191-196.
7) Barbato E, Carrie D, Dardas P, et al. European expert consensus on rotational atherectomy. EuroIntervention : journal of EuroPCR in collaboration with the Working Group on Interventional Cardiology of the European Society of Cardiology 2015;11:30-36.
14) Sakakura K, Ako J, Wada H, et al. Beta-blocker use is not associated with slow flow during rotational atherectomy. J Invasive Cardiol 2012;24:379-384.

[4] ロータブレーターにおけるイメージングデバイスの活用

P.36 掲載の参考文献

[5] ロータブレーターを安全に行う工夫

P.48 掲載の参考文献

[6] ロータブレーターにおける合併症 : 種類, 対処法, 予防法

P.67 掲載の参考文献
3) Sakakura K, Ako J, Wada H, et al. Beta-blocker use is not associated with slow flow during rotational atherectomy. J Invasive Cardiol 2012;24:379-384.
9) Ellis SG, Ajluni S, Arnold AZ, et al. Increased coronary perforation in the new device era. Incidence, classification, management, and outcome. Circulation 1994;90:2725-2730.

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