子どもの虐待とネグレクト 18巻2号

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2016-08-31
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784753340477
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

2,200 円(税込)

商品紹介

進化生物学の視点から子ども虐待を論じた長谷川眞理子氏の特別講演,長年にわたり子ども虐待問題に多職種連携することで対応してきたフィリップ・ハイデン博士を招いての国際プログラム,つながりを失った子どもたち,リスクを抱える親支援,戦争体験と子ども虐待,それぞれをテーマに語られたシンポジウム等,第21回学術集会で行われた貴重な講演・発表の数々をまとめた。

目次

  • ■巻頭言
    日本子ども虐待防止学会第21回学術集会にいがた大会を終えて

    ■特集 第21回学術集会(にいがた大会)
    ・特別講演
    進化から見た,親による子どもの虐待
    ・国際プログラム
    米国における子ども虐待―実情,論争,多機関連携アプローチ―
    「子どもの権利擁護センターかながわ」における「多機関連携チーム・アプローチ」の取り組み
    ・大会企画シンポジウム
    つながりを失った子どもたち―孤立家庭,居所不明児の問題を考える―
    リスクを抱える親たちを支えるために―乳幼児健診におけるファーストコンタクト:技術論を超えて―
    戦争体験と子ども虐待―トラウマの世代間連鎖から考える―
    ・資  料
    東京都児童相談所におけるPCIT(親子相互交流療法)の実践と課題
    地域ネットワークの役割―要保護児童対策地域協議会における実務者会議と
     進行管理の課題に向けた地域の工夫―
    ・活動報告
    精神保健と母子保健の協働による周産期メンタルヘルスへの支援
    施設内暴力で揺れる児童養護施設のエンパワメントを目的とした多機関連携
    子どもの時の家庭環境が“落ち着けなかった”養育者の子育てに関する検討

    ■事例研究
    一時保護所における短期入所指導(治療的支援)により
     エンパワメントを行った被虐待児童3例
    児童相談所で親子相互交流療法(PCIT)を用いた事例について
     ―再統合・里親のケースに対する有効性の予備的検討―

最近チェックした商品履歴

Loading...