医学のあゆみ 266/13 2018年9月29日号
出版社: |
医歯薬出版 |
発行日: |
2018-09-29 |
分野: |
医学一般
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雑誌
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ISSN: |
00392359 |
雑誌名: |
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特集: |
心不全のすべて |
目次
- 特集 心不全のすべて
基礎研究は心不全をどこまで解明したか?─心不全を理解するために必要な最新の基礎知識
■シングルセルトランスクリプトーム解析
─心肥大から心不全発症の分子機序に関するあらたな解析
■次世代シークエンス解析は心筋症の遺伝子解析を変えたか
─次世代遺伝子解析による心筋症の理解とprecision medicine
■microRNA・long non-coding RNAとは何か─新しい世界からみた心不全
■収縮と拡張の分子生理学─心筋の構造から心機能を考察する
■カルシウムハンドリング─カルシウムシグナル異常はどこまで解明されたか
■メタボローム解析でどこまでわかる─栄養・代謝異常は心不全の原因か
■多臓器連関─心臓と多くの臓器・組織は連関している
■心不全における慢性炎症の役割と機序―なぜ心臓に慢性炎症が起こり,心不全になるのか
■オートファジーと心臓の恒常性─オートファジーは心不全の原因か?
■小胞体ストレスとは何か─小胞体ストレスと心不全発症
心不全パンデミックとは何か─心不全の現状を知り将来を考える
■日本と世界の心不全の疫学―心不全の現在と未来を識る
■急性・慢性心不全診療ガイドライン―2017年改訂版のポイント
■超高齢社会における心不全診療提供体制の展望
■心不全チーム医療に必要な人材・システムとは…
■行政が考える心不全診療のあり方─人事交流医系技官の立場から
心不全の新しい診断法─心不全の最新の診断法を真に理解し利用する
■バイオマーカーをどう利活用するか?─BNP, NT-proBNPを中心に
■心エコーによる拡張機能評価─拡張機能をどのように評価するか,またその意義は?
■CTおよびMRIによる心不全の評価
■心臓核医学による心不全診断─核医学により何を診断できるのか
■血行動態を知る重要性─右心カテーテル検査結果から何を考えるか
■心筋生検の有用性─病理診断を治療と予後評価にどのように活かすか
心不全の新しい治療法─心不全の最新・最適治療を識る
■急性心不全・急性増悪マネジメント─薬物療法から補助循環までロジカルな治療法の選択
■現在の最適薬物治療―ACEI/ARB, β遮断薬, ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬,
利尿薬をどう使い分けるか
■難治性心不全の治療戦略─強心薬・補助循環の使用法をマスターする
■未来の薬物療法
■心不全における非薬物療法─CRT,ICD,WCDの最適な使用方法
■補助人工心臓の使い方─どのタイミングでどのデバイスを使用するのか?
■新しいデバイスによる心不全治療
■心臓移植の成績と課題─世界的に最も良い予後と少ないドナーというわが国の課題
さまざまな心不全─原因別に心不全を診て考える
■二次性心筋症の鑑別と治療─いかに高率に二次性心筋症を見分け治療するか
■右心機能障害の診断法と治療法──心筋症,VAD植込み後の右心不全の問題
■成人先天性心疾患の諸問題―心不全の臨床的特徴と移行医療
■超高齢者の心不全─超高齢者ならではの特殊性
■心不全患者における不整脈─心房細動と心室性不整脈
■心不全治療としてのstructure heart disease intervention
■注目されているonco-cardiology―抗がん剤による心筋障害とがん患者・サバイバーの心不全管理
■睡眠時無呼吸への介入は有効か─呼吸補助療法の適応
■周産期心筋症と心疾患合併妊娠─周産期心筋症の治療と心疾患合併妊娠の注意点
望まれる心不全診療─これからの心不全診療に求められるもの
■あらたな心不全予防戦略─心不全の一次予防と二次予防
■心不全治療としての運動療法の有用性
■心不全患者を地域,自宅でどのように診ていくか
■終末期医療と緩和ケア─心不全患者に対する緩和ケアの現状と課題
■心不全と遠隔医療支援システム
─OpiVol Fluid Index,CardioMEMSTMなどの在宅診療を補助するモニタリング
心不全のトピックス
■第3の心不全:HFmrEF─疾患概念とその治療法
■心不全におけるカヘキシアとサルコペニアの重要性─体組成に着目する
■ビッグデータ解析の活用と展望─ビッグデータから何がわかるか
■iPS細胞の心不全への応用─iPS細胞を心不全の診断、治療にどのように活かすか
■重症心不全に対する細胞シートを用いた心筋再生治療
■心筋細胞分裂による心筋再生
■心筋細胞分化誘導における心臓再生―ダイレクトリプログラミングによる心筋細胞分化誘導