高齢者の飲んでいる薬がわかる本

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2018-10-15
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784260036931
書籍・雑誌
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2,420 円(税込)

商品紹介

「風邪薬で尿閉?」「鎮痛薬で腸管穿孔?」「食べられていないのに薬がこんなに……多すぎない?」。 “フタを開けてみれば、なんと薬が原因だった”という高齢者ならではのアクシデント事例をベースに、「なぜこんなことに+どうすればいいか」をプラクティカルかつ平易に解説。高齢者ケア現場にいるすべての人が知っておきたい、“命と生活を守る”厳選13テーマ。

目次

  • 1 ポリファーマシー(多剤服用による害)
       6種類以上、飲んでいませんか?
       ただし「処方されている薬=飲んでいる薬」とは限らない。
    2 鎮痛薬の長期服用
       思わぬ有害事象で救急搬送!? 慢性疼痛をかかえる高齢者は多い。
    3 せん妄の要因となる薬
       せん妄の対応に薬はNG。認知症との見分けも含め、リスクを把握したい。
    4 睡眠薬の使い方
       機序を理解して、必要時だけうまく利用する。
       ベンゾジアゼピン系薬剤は避けたい。
       FAQ
    5 抗コリン作用のある薬
       予期せぬところで全身の不調を招く。
       さまざまな領域の薬に抗コリン作用があることを知っておきたい。
    6 循環器疾患に使われる薬
       病態に応じた利尿薬の調整が必要。若い人と同じようには考えられない。
    7 腎排泄の薬
       高齢者は腎機能が低下しているため蓄積しやすい。
       有害事象は早期に察知したい。
       FAQ
    8 糖尿病治療薬
       血糖コントロールは生活とのバランスが必須。
       薬物治療はシンプルにしたい。
       FAQ
    9 嚥下にかかわる薬
       意識レベルと嚥下機能はかかわりが深い。
       呼吸・嚥下機能と「薬」を結び付けてケアしたい。
    10 免疫抑制作用のある薬
       適応が増えてきている。感染予防を忘れずに。
    11 漢方薬
       有害事象がないわけではない。
       生死にかかわる問題へと発展する有害事象を知っておきたい。
    12 早すぎる薬剤評価に注意
       飲んですぐ効くとは限らない。効果の出方を予測し、
       処方意図を踏まえて観察したい。
    13 環境の変化に注意
       季節、病床、住環境で薬の反応や役割は変わる。
       その人の最善を考え、チーム全員で薬を見直し、整理したい。

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