こころの科学 No.202 2018年11月号

出版社: 日本評論社
発行日: 2018-11-01
分野: 臨床医学:内科  >  雑誌
雑誌名:
特集: 「助けて」が言えない―援助と援助希求
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目次

  • 特集 「助けて」が言えない―援助と援助希求

    巻頭に—カラダのキモチ

    【特別企画】「助けて」が言えない—援助と援助希求  
    ▼助けを求められない心理
    「医者にかかりたくない」「薬を飲みたくない」
      —治療・支援を拒む心理をサポートする
    「このままじゃまずいけど、変わりたくない」
      —迷う人の背中をどう押すか
    「楽になってはならない」という呪い
      —トラウマと心理的逆転
    「助けて」ではなく「死にたい」
      —自殺・自傷の心理
    「やりたい」「やってしまった」「やめられない」
      —薬物依存症の心理

    ▼支援の現場から
    「NO」と言えない子どもたち—酒・タバコ・クスリと援助希求
     虐待・貧困と援助希求
      —支援を求めない子どもと家庭にどうアプローチするか
     未受診の統合失調症当事者にどうアプローチするか
      —訪問看護による支援関係の構築
     どうして住まいの支援からはじめる必要があるのか
      —ホームレス・ハウジングファースト・援助希求の多様性・
        薬物問題を抱えた刑務所出所者の援助希求
      ——「おせっかい」地域支援の可能性
     ギャンブルによる借金を抱えた本人と家族の援助希求
      ——どこに相談に行けばよいのか
     ゲイ・バイセクシュアル男性のネットワークと相談行動
      ——HIV・薬物使用との関連を中心に
     性犯罪被害者と援助希求
    「人は信じられる」という信念の変動と再生について
      ——被災地から
     支援者の二次性トラウマ、燃え尽きの予防

    【論説】
    子どもを虐待した親への児童相談所における教育プログラム
    運動の不器用さを抱える子どもたち
    —発達性協調運動障害(DCD)という視点からの理解と支援

    【特別対談】
    臨床における秘密と嘘—「環状島」から考える

    ■連載
    現場を変えるいじめの科学(22)
    学校風土の科学的測定、現場への還元

    イニシエーションとしての病(10)語りの科学
    臨床に活きるトラウマインフォームド・ケア(6)組織の安全
    症状をもつ力(7)去られるためにそこにいる
    絲的ココロエ(15)愛だとか友情だとか

    ■ほんとの対話
    兼本浩祐『精神科医はそのときどう考えるか』
    先崎学『うつ病九段』
    サスキンド『3000万語の格差』
    貴戸理恵『「コミュ障」の社会学』

    ■こころの現場から
    大人はわかってくれない(児童養護施設)
    M語辞典(精神科訪問看護)

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