町の獣医師の治し方

出版社: 現代書林
著者:
発行日: 2018-12-18
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784774517575
書籍・雑誌
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商品紹介

本書の著者は福岡県北九州市若松区で「今林動物ケアクリニック」を経営する院長です。
院には1日で80件から100件もの患者さん、つまり、飼い主さんに連れられた動物が訪れます(そのうち診療は60~80件)。ハッキリ申し上げて、これは驚異的な数字です。なぜなら、動物病院に来院する患者さんの数は、一般的には1日に10~20件と言われているからです。何故、北九州の外れの動物病院がこんな繁盛しているのか・・・患者さん達から信頼を得ているのか・・・その理由は本書を読めばお分かり頂けると思います。

目次

  • まえがき
    北九州のはずれに多くの動物が来院する理由
    動物に必要なケアを提供するのが獣医師の役目
    現役を続けて動物たちを診ることへのこだわり

    第1章 どう考えて治していくのか―――私の治療
    「治す」ことで動物も飼い主さんも私たちも喜べる
    「出口」を決めて方針を立てて治療する
    「聞く」「見る」「触る」が診察の基本
    私にとって病気や治療は「サイエンス」
    「調査」から始まる治療はこのように進む
     (1)調査をする
      (2)調査結果の整理をする
      (3)新しい知見を導き出す
      (4)知見の正しさを立証する
    検査は「最小限」にして設備は「最新」にする
    「しょぼい武器」では多様な病気と戦えない
    治すためには「漢方薬」や「療法食」も使う
    「当たり前」も疑ってみる必要がある
    「知識」は常にアップデートする
    飼い主さんの「症状の見解」を鵜呑みにしない
    ペットの「最後の駆け込み寺」と言われている
    「治らないならどうするか」も瞬時に考える

    第2章 実際はこうして治している―――私の症例
    「膀胱結石」「尿道閉塞」に関する症例
    「子宮疾患」に関する症例
    「マムシ」に噛まれた症例
    「白血病(ネコ)」に関する症例
    「門脈体循環シャント」に関する症例
    「食べもの」に関するトラブルの症例
     (1)4日間苦しんだトイプードル
     (2)人間の食べものを与えすぎたダックスフンド
      (3)歩けなくなってしまったフェレット
    「パルボウイルス」に関する症例
    「脳炎」に関する症例

    第3章 獣医師に必要なものは何か―――私の原点
    「動物病院」は淘汰されていく時代を迎えている
    開業するなら「ジェネラリスト」を目指すべき
    獣医師に向いているのは「感性」がある科学者
    「常識」や「意見」に左右されてはいけない
    「マニュアル化」した診療は非効率でしかない
    教えてもらうのではなく「独学」で勉強する
    人から学ぶときは見て学んで「工夫」をする
    「治せない病気」からも学び続ける
    「動物のため」を考えると自然によい循環になる
    誰かに「依存した経営」はいつか破綻する
    智恵を絞ってくれる「スタッフ」は大事にする
    自分のやるべきことをやって「地元」に貢献する
    動物の不調に「勝ち続ける」ために戦い続ける

    あとがき

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