しゃべりたいけどしゃべれない子どもたちは、学校で放っておかれがちです。しかし、早期に対応するかどうかでその後の子どもたちの心と言葉に大きく影響を及ぼします。場面緘黙の子どもたちを総合的にサポートするために必要な情報をまとめたのがこの本です。医学(原因・背景にあるもの)/臨床(子どもの状態・困り感)/学校での支援方法(アセスメント・関わり方・合理的配慮)などを、子どもたちの視点に寄り添ってたくさんの知見とアイディアをつめこみました。また読んだあとに実践していただくために、かんもくネットのお役立ちツールなど巻末資料を充実させ、ダウンロードしやすいように工夫しました。