小児アレルギーエデュケーターテキスト 実践篇 改訂第3版

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2018-12-28
分野: 臨床医学:内科  >  小児科学一般
ISBN: 9784787823557
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2,750 円(税込)

商品紹介

アレルギー疾患を総合的に捉え,患者教育を担うことができる専任のスタッフとして需要が高まっている,小児アレルギーエデュケーターの資格取得を目指す看護師,薬剤師,管理栄養士に向けた,学会編集による2分冊のテキストの第3版.『実践篇』では各アレルギー疾患別に効果的な患者教育を,具体例とともに紹介している.第3版では最新ガイドラインの内容を反映し,新たにアナフィラキシーの章を設けている.

目次

  • 第I章 患者教育総論
     1 アレルギー疾患における患者教育の位置付け
       A 患者教育の重要性
     2 患者教育の基本的理解
       A アドヒアランスとその阻害要因
       B 患者教育を行うための基礎的理論
       C 患者教育に役立つコミュニケーションスキルと指導技術
     3 患者教育の目的
       A 小児アレルギーエデュケーターに求められる能力
       B 患者教育の対象
       C 患者・家族とのパートナーシップの確立
       D 治療目標の共有化
       E アドヒアランスの向上
     4 アドヒアランスのアセスメントと対応
       A 認識不足により実行できないノンアドヒアランス
       B 治療に対する心理的抵抗によるノンアドヒアランス
       C 治療に対する負担が強いためのノンアドヒアランス
       D 治療スキル不足
       E 悪化因子の探索と対策
       F 治療行動に対する自己効力感の強化
       G 支援体制の調整
       H 治療中断の防止

    第II章 気管支喘息の患者教育
     1 治療の変遷と患者教育
       A 1980 年代まで
       B 1990 年代以降
       C ガイドラインの普及と小児アレルギーエデュケーター
     2 教育内容
       A 病態生理の理解
       B 薬物療法
       C 吸入指導
       D 悪化因子の対策
       E セルフモニタリング
       F 発作時の対応 4)のみ
       G 発達段階に応じた指導内容
     3 コントロール状態の評価
       A 喘息コントロール状態の評価
       B コントロール状態を判定する指標
     4 患者教育の展開
       A 救急外来での指導
       B 初 診
       C 2 回目の受診
       D その後の受診
       E 外来指導の留意点
       F 短期目標の設定

    第III章 アトピー性皮膚炎の患者教育
     1 アトピー性皮膚炎と患者教育
       A ステロイド外用薬とアトピービジネス
       B アトピー性皮膚炎の患者教育
     2 患者教育の内容
       A 病態生理
       B 症状のコントロール
       C 悪化因子の対策
     3 コントロール状態の評価
       A 症状評価
       B QOL の評価
       C 成長発達,栄養状態の評価
     4 アドヒアランスの評価と支援
       A ノンアドヒアランスとなる要因
       B アドヒアランスの向上と維持を目指した対策
       C 治療の中断を起こさないために

    第IV章 食物アレルギーの患者教育
     1 治療の変遷
       A 食物アレルギーの診療の変遷
       B 診断の変遷
       C 治療の変遷
     2 社会生活上のポイント
       A アレルゲン食品表示制度
       B 日常生活における誤食事故の防止
       C 園・学校での食物アレルギー対応
       D 行事・外食・旅行などでの対応
     3 食生活の評価と対応
       A 必要最小限の原因食物の除去
       B 食物経口負荷試験結果に基づく食事指導
       C 原因食物別の特徴
     4 QOL 向上を目指した生活指導
       A 妊娠・授乳中の母親の食事
       B 離乳食の進め方
       C 成長発達・栄養管理
       D 患児・家族のQOL
       E 不安の強い保護者へのメンタルケア

    第V章 アナフィラキシー
     1 アナフィラキシーにおける救急蘇生法(プレホスピタルケア)
       A アドレナリン
       B エピペン
       C 安静を保つ姿勢
       D 心肺蘇生とAED
       E 対応の手順が記載されたマニュアル
     2 家族や患児への指導のポイント
       A 子どもの発達段階を考慮した指導
       B 予期せぬ注射への注意点
     3 学校や保育施設の教職員への指導のポイント
       A 教職員が知っておくべき知識と事前の準備
       B ロールプレイ

    第VI章 社会的対応
     1 アレルギー医療のサポート
       A 法的整備
       B 情報発信
       C 治療・管理ガイドライン
       D 医療費
       E 災害に備えた対策
     2 生活管理指導表

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