目次
- ユマニチュード 日本での歩みとこれから
序章 ユマニチュードを看護へ
[座談会]実は、ユマニチュードは急性期病院から始まった
「ユマニチュード」が聖路加に来た日
[インタビュー]川嶋みどり氏、ユマニチュードを語る
第1章 ユマニチュードとは何か
[イヴ・ジネスト講演録]「これがユマニチュードだ!」
ユマニチュードのケアメソッド
最も困難なケースにこそ活用できる技術
[Q & A]「ユマニチュードは何が違うか」
第2章 いかに活用するか
[座談会]「環境づくりの極意」
[座談会]「仲間の変革を支える極意」
[インストラクター実践録]
●人生にかかわってこそ本当のユマニチュード
●死を前にした彼が教えてくれたこと
―ターミナル期におけるユマニチュードの意義
[実践録アーカイブ]一歩踏み出した看護師たち
国立病院機構東京医療センター
認知症高齢者を“わからない人”のままにしない
国立国際医療研究センター病院
解決策は“人間らしい生活状態”に戻すこと
東京都健康長寿医療センター
内服薬だけではない“ケアの効果”を実感
郡山市医療介護病院
日本で初めて“病院全体”で取り組んで
ユマニチュードを試行して生まれる違いの実感と「正のスパイラル」
認知機能が低下している患者さんの「意思」を尊重する
第3章 研究・エビデンス
研究で明らかにされるユマニチュードの有効性
[医学]コミュニケーションは「処方可能な」治療の手段となる
[リハビリテーション医学]「関係性障害の改善」と「立つこと」で回復する
[精神医学]日本の「認知症精神科医療」とユマニチュード
[情報学]「達人の技」の細部を分析─ユマニチュードの“見える化”
[イヴ・ジネストコラム]InformationからCommunicationへ
[情報学]「五感」をも定量化できる時代へ
[心理学]「魔法」の心理学的解明に向けて