トップランナーの感染症外来診療術

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2019-03-01
分野: 臨床医学:内科  >  感染症/AIDS
ISBN: 9784260036337
書籍・雑誌
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4,620 円(税込)

商品紹介

シリーズ《ジェネラリストBOOKS》の1冊。外来で遭遇する感染症への基本的な対応からワンランク上の対応までをまとめるもの。この領域のトップランナーたちが、診療の基本からよりアドバンスなテクニックまでを自身の診療や過去の経験などを踏まえながら解説。著者の失敗談やそこから学んだことなどについても紹介しており、「本書を読めば外来で診る感染症診療の質が上がる!」と言っても過言ではない充実の内容。

目次

  • 第1章 これだけは押さえておきたい! 基本疾患の診療
     かぜ
      たかが「かぜ」,されど「かぜ」
     インフルエンザ
      治療はムンテラマイシン,時々抗インフルエンザ薬?
     咽頭炎
      奥の深い咽頭痛,咽頭炎
     副鼻腔炎・中耳炎
      似ているようで違う副鼻腔炎と中耳炎
     気管支炎・肺炎
      両者の線引き,意外と難しいんです
     尿路感染症
      膿尿があれば診断確定?
     下痢症
      感染性腸炎はnon-invasive typeあるいはinvasive typeかの判断が大切
     皮膚軟部組織感染症
      皮膚所見の違い,見分けられますか?
     性感染症
      内科外来にはどんな症状で来るのか?
     白癬
      白癬に対して非専門医ができること
     帯状疱疹
      あなたは皮疹を見る前に診断ができるか?

    第2章 ちゃんと診られる? 診断に注意が必要な疾患の診療
     パルボウイルスB19感染症
      どんなときに疑えばいいの?
     伝染性単核球症
      若者たちの情熱のあとさき
     麻疹と風疹
      臨床所見の類似点と相違点
     手足口病
      手足口病は手と足と口だけ?
     水痘
      定期接種化が始まった水痘と成人水痘
     ムンプス(流行性耳下腺炎)
      福は転じて災いとなる
     単純ヘルペスウイルス感染症
      話はそう“単純”ではない
     寄生虫
      無視しちゃいけないムシ(寄生虫)の話
     ダニ
      「ダニに刺された!」あなたならどうする!?
     HIV
      想起で早期診断!
     レプトスピラ症
      目が赤い,鑑別のポイントは?
     熱と皮疹
      鑑別のための6つのフェーズ
     猫ひっかき病
      痛みを伴った限局性リンパ節腫脹,どう考える?

    第3章 外来エマージェンシー! 見落としてはならない重要疾患の見極め方
     髄膜炎
      Time is brain here, too.
     胆嚢炎・胆管炎
      近くも遠い胆道感染症(似て非なる胆嚢炎と胆管炎)
     感染性心内膜炎
      感染性心内膜炎は歩いて外来にやってくる
     敗血症
      素早く認識し,確実に対処する!
     椎体炎
      長期間の治療が必要なため,最初が肝心
     化膿性関節炎
      意外と死亡率が高く,関節機能にも影響が…

    第4章 退院後が肝心! 長期マネジメントが求められる疾患のフォローの仕方
     結核
      少なくとも2年半はお付き合いしましょう
     非結核性抗酸菌症(NTM症)
      結核よりタチが悪い?

    第5章 外来レベルをさらに高めるために知っておきたいこと
     高齢者の診かた
      コモンを制するものが感染症を制す
     子どもの診かた
      劇的な「スゴ技」はないけれど
     妊産婦の診かた
      妊婦・授乳婦さんって何を処方していいの?
     海外渡航者の診かた
      疾患名をあぶり出す3つのポイント
     感染対策
      外来でできる対策は? 診療所,費用,針刺し対策
     外来静注抗菌薬療法
      OPATって何?
     ワクチン
      成人向けキャッチアップ接種

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