循環器内科医のCKD冒険記

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2019-04-05
分野: 臨床医学:内科  >  循環器一般
ISBN: 9784525249212
書籍・雑誌
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商品紹介

循環器内科医,腎臓を知る.心房細動と長く付き合う患者さんは,大きな心血管イベントを起こさず維持できていれば,それで安定(変化がない)と考えてよいのか?心不全などのエピソードが突然増加したとき,それらは本当に予兆がなかったのか?心房細動診療の第一人者が,腎機能と心機能のつながりを追い,太古の海から始まる大航海に出る.

目次

  • 序 論 CKDに出会う
     0.腎臓の勉強を始めたわけ

    第1部 CKDを識る
     1.すべては海から始まった
     2.進化の過程からネフロンを考える
     3.ネフロン数はいくつ?
     4.GFRの道しるべ:eGFRとCCrは何が違う?
     5.CKDはコンセプト:腎臓専門医から一般医の疾患へ
     6.日本にCKD患者はどれぐらいいる?
     7.誰がCKDになりやすい?
     8.CKDの進行スピード
     9.蛋白尿はなぜ悪い?
     10.eGFRが予後を規定する
     11.eGFR低下速度が予後を規定する
     12.CKDの進行予防
    Column
     ・海では腎臓が造血している
     ・ネフロン数の人種差
     ・SGLT2阻害薬
     ・蛋白尿と12誘導心電図
     ・eGFRが高かったら…
     ・CKDはフレイルと関連する
     ・各患者でeGFRの変化を把握する難しさ
     ・飲水量と腎機能

    第2部 心房細動とCKDの絆
     1.CKDが心房細動を発症させる
     2.心房細動はCKDを悪化させる
     3.心房細動がCKDを悪化させるわけ
     4.心房細動患者の心血管イベント
     5.心房細動患者の「非心血管死亡」
     6.心血管イベントは相互に関連している
     7.心房細動患者のeGFR低下速度
     8.CKDと薬物代謝
     9.CKDとカテーテルアブレーション
     10.eGFRとCCrから心房細動を診療する
    Column
     ・CKDがなぜ心房細動を増加させるのだろう
     ・DOAC・ワルファリンとeGFR低下速度
     ・腎機能低下は大出血のリスク,大出血は死亡のリスク
     ・心房細動患者の急性腎障害は増加している
     ・添付文書とCYP3A4
     ・欧州における医師へのアンケート調査
     ・脳梗塞リスクスコアによる脳梗塞発症率予測

    日本語索引
    外国語索引

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