保護者と先生のための応用行動分析入門ハンドブック
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目次
- 第1部 ABAをベースにした指導ステップ―「ありのまま観る」を基本に
ステップ1:ありのまま上手への道
1 「気になる行動」「問題行動」を書き出そう!
2 1で書き出した「問題行動」「気になる行動」は「具体的な行動」かをどうか見直そう!
3 本当に減らしたい行動? それとも、大人の期待が隠された行動? 見極めよう!
4 問題行動を減らした「後に」何をするのかまで考えよう!
5 生活全体の中で見直そう!良いところ、できているところ探し
ステップ2:行動の理由づけ上手への道―飛ばしてステップ3に行ってもOK
6「問題行動を起こしている子」という見方を横に置いてみよう
7「機能している行動」は生き残っているという見方をすること
8 問題行動も機能しているから起こっているという見方
9 ABCフレームで見直してみよう!
10 何が問題行動を維持しているのか見極めよう!
11 問題行動の代わりになる行動を見つけ出そう→指導のターゲット行動
ステップ3:観察上手への道
12 観察する行動を一つに絞り込もう
13 記録用紙を作る―記録方法を決める
14 記録を取る―ベースラインの重要性
ステップ4:ほめ上手への道
15 行動の直後に何が起きているかが大事
16 うまいほめ方のコツ
17 ほめる頻度を決めていく
ステップ5:工夫上手への道
18 先行事象を工夫する
19 「環境調整を試みる」
20 自分一人でターゲット行動ができないとき―プロンプトをうまく使う
21 待ち上手になる―時間遅延法
22 「指導の手続きフォーム」で整理する
ステップ6:ふり返り上手への道
23 指導を行いながら記録をとり続ける
24 記録の読み取り方
25 常にこれでいいのか考えながら指導する
ステップ7 自分観察上手への道
26 ゆらぐ自分のプロセスをありのままに観る
27 何が恐れや怒りや悲しみをもたらしているのか
28 本当に恐れるものなどなにもない
第2部 ABAの基礎(理論編)
1)日常的な直観に頼った、行動の理由づけ―循環論に陥りやすい
2)科学的に行動を観るために―ABCのフレームで行動をありのままに観る
3)行動はその直後に起きている事象によって、続いて起こったり起こらなくなったりする
―基本の3つの原理
4)行動が増えたり、維持したりする原理―強化の原理
5)行動が減る原理(その1)―弱化の原理
6)行動が減る原理(その2)―消去の原理
7)「A」の役割―インストラクションは「A」
8)応用行動分析学(ABA)の真髄―機能的なモノの見方
第3部 ABAの原理をもとにした指導の実際
教師が作成した指導プログラム
保護者が作成した指導プログラム