保護者と先生のための応用行動分析入門ハンドブック

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2019-06-10
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784772416931
書籍・雑誌
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2,860 円(税込)

商品紹介

子どもを、先入観なく客観的に観ていくことはとても難しい。
本書で解説する応用行動分析を活用することで、その子の気になるところや悪い部分ばかりでなく、「良いところ」「きちんと行動できている部分」に目が向けられるようになる。すぐにすべてができなくても、1つずつステップを続けていけば、子どもの良い面をさらに延ばしていくことができるだろう。
 子どもの気になる行動に困っている教師・親御さんにお勧めの一冊。

目次

  • 第1部 ABAをベースにした指導ステップ―「ありのまま観る」を基本に
    ステップ1:ありのまま上手への道
     1 「気になる行動」「問題行動」を書き出そう!
     2 1で書き出した「問題行動」「気になる行動」は「具体的な行動」かをどうか見直そう!
     3 本当に減らしたい行動? それとも、大人の期待が隠された行動? 見極めよう!
     4 問題行動を減らした「後に」何をするのかまで考えよう!
     5 生活全体の中で見直そう!良いところ、できているところ探し
    ステップ2:行動の理由づけ上手への道―飛ばしてステップ3に行ってもOK
     6「問題行動を起こしている子」という見方を横に置いてみよう
     7「機能している行動」は生き残っているという見方をすること
     8 問題行動も機能しているから起こっているという見方
     9 ABCフレームで見直してみよう!
     10 何が問題行動を維持しているのか見極めよう!
     11 問題行動の代わりになる行動を見つけ出そう→指導のターゲット行動
    ステップ3:観察上手への道
     12 観察する行動を一つに絞り込もう
     13 記録用紙を作る―記録方法を決める
     14 記録を取る―ベースラインの重要性
    ステップ4:ほめ上手への道
     15 行動の直後に何が起きているかが大事
     16 うまいほめ方のコツ
     17 ほめる頻度を決めていく
    ステップ5:工夫上手への道
     18 先行事象を工夫する
     19 「環境調整を試みる」
     20 自分一人でターゲット行動ができないとき―プロンプトをうまく使う
     21 待ち上手になる―時間遅延法
     22 「指導の手続きフォーム」で整理する
    ステップ6:ふり返り上手への道
     23 指導を行いながら記録をとり続ける
     24 記録の読み取り方
     25 常にこれでいいのか考えながら指導する
    ステップ7 自分観察上手への道
     26 ゆらぐ自分のプロセスをありのままに観る
     27 何が恐れや怒りや悲しみをもたらしているのか
     28 本当に恐れるものなどなにもない

    第2部 ABAの基礎(理論編)
    1)日常的な直観に頼った、行動の理由づけ―循環論に陥りやすい
    2)科学的に行動を観るために―ABCのフレームで行動をありのままに観る
    3)行動はその直後に起きている事象によって、続いて起こったり起こらなくなったりする
       ―基本の3つの原理
    4)行動が増えたり、維持したりする原理―強化の原理
    5)行動が減る原理(その1)―弱化の原理
    6)行動が減る原理(その2)―消去の原理
    7)「A」の役割―インストラクションは「A」
    8)応用行動分析学(ABA)の真髄―機能的なモノの見方

    第3部 ABAの原理をもとにした指導の実際
    教師が作成した指導プログラム
    保護者が作成した指導プログラム

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