がん疼痛緩和の薬がわかる本 第3版
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目次
- 第1章 がんの痛みとがん疼痛治療の基本がわかる
がんの痛みがわかる
痛みとは
3種類の痛み
がんの進行とともに痛みは変化する
痛みの心理面への影響
痛みの評価ができる
評価のポイントは問診
問診で確認する情報
大切なのは継続的なアセスメント
痛みについての質問が負担な患者への極意
画像診断にも目を向ける
がん疼痛緩和の基本は薬物療法
がん疼痛治療の夜明け
WHO方式の成功の秘密
WHO三段階除痛ラダーをのぼる
第2章 非オピオイド鎮痛薬がわかる
非オピオイド鎮痛薬
NSAIDsとアセトアミノフェン
NSAIDs
NSAIDsの副作用
NSAIDsの選択にひと工夫
アセトアミノフェン
アセトアミノフェンの有用性
使用にあたっての注意点
第3章 オピオイドがわかる
オピオイド
オピオイドとは
オピオイドの分類
オピオイドによる依存、耐性
オピオイドを飲みたがらない場合の対処
オピオイドの副作用
オピオイドの使用にあたって
どんなときにオピオイドを開始するか
生活支援
レスキュー薬
タイトレーション
医師への伝え方
弱オピオイド─WHO三段階除痛ラダー第二段階のオピオイド
共通点は有効限界があること
弱オピオイドの出番
強オピオイドへ変更するとき
コデインリン酸塩
コデインの概要
コデインの魅力
コデインを服用している患者のケア
強オピオイドへ変更するとき
トラマドール
トラマドールの概要
トラマドールの魅力
トラマドールを服用している患者のケア
相互作用
強オピオイド─WHO三段階除痛ラダー第三段階のオピオイド
強オピオイドの強み
強オピオイド製剤の種類と選択
モルヒネ
モルヒネの概要
豊富な剤形が魅力
モルヒネ製剤の種類
モルヒネを服用している患者のケア
ヒドロモルフォン
ヒドロモルフォンの概要
ヒドロモルフォンの魅力
ヒドロモルフォン製剤の種類
オキシコドン
オキシコドンの概要
オキシコドンの魅力
オキシコドン製剤の種類
相互作用
フェンタニル
フェンタニルの概要
フェンタニルの魅力
フェンタニル製剤の種類
フェンタニル注射剤
フェンタニル貼付剤
フェンタニル口腔粘膜吸収剤―突出痛治療薬
相互作用
タペンタドール
タペンタドールの概要
タペンタドールの魅力
タペンタドールを使用している患者のケア
副作用対策
開始後のケア
相互作用は少ない
メサドン
メサドンの概要
メサドンの魅力
メサドンの導入
メサドン使用中
メサドンが飲めなくなったら
腎障害の影響
腎障害下でオピオイドを使用するとき
オピオイド使用中に腎機能が悪化したとき
腎障害下でモルヒネを使用するときのケア
クレアチニン値の落とし穴
肝障害の影響
肝血流をチェックする
投与量と増量間隔
オピオイドスイッチング
換算の方法
オピオイドスイッチングをしてもうまくいかない場合
投与経路の変更
投与経路の選択
非経口投与は副作用が少ない
先行オピオイドの減量・中止のタイミング
持続注射のポンプ
PCAシステム
第4章 鎮痛補助薬がわかる
鎮痛補助薬
鎮痛補助薬とは
鎮痛補助薬の出番は
どの鎮痛補助薬を選択するか
使用のコツはアセスメント
鎮痛補助薬使用にあたってのケア
効果判定―どれくらいで効いてくるのか?
鎮痛補助薬はなぜ効くのか
抗けいれん薬
抗けいれん薬の使用方法
ミロガバリン(タリージェ®)、プレガバリン(リリカ®)
クロナゼパム(ランドセン®、リボトリール®)
バルプロ酸ナトリウム(デパケン®、バレリン®)
カルバマゼピン(テグレトール®)
ラコサミド(ビムパット®注)
ミダゾラム(ドルミカム®)
筋弛緩薬
バクロフェン(ギャバロン®、リオレサール®)
抗うつ薬
鎮痛補助薬としての抗うつ薬
三環系抗うつ薬―ノルトリプチリン、イミプラミン、アミトリプチリン、
クロミプラミン
デュロキセチン(サインバルタ®)
NMDA受容体拮抗薬
ケタミン〔ケタラール®静注用(“1%ケタラール” 10mg/mL)、
ケタラール®筋注用(“5%ケタラール” 50mg/mL)〕
イフェンプロジル(セロクラール®)
抗不整脈薬
リドカイン(2%キシロカイン®注射)
メキシレチン(メキシチール®)
コルチコステロイド
ステロイドの種類
ステロイドの使用方法
早期から出現する副作用
長期投与による副作用