がん疼痛緩和の薬がわかる本 第3版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2019-06-01
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784260038959
書籍・雑誌
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商品紹介

なぜこの薬? 副作用は? アセスメントのポイントは? 第3版ではさらにわかる!
好評書として定着した本書が、取りあげる薬剤をさらに充実させ、第3版となります。がん疼痛緩和の薬の効用や副作用、アセスメント、選択・使用の考え方がわかりやすく解説され、症例が豊富にあげられているので、より理解が進む。がんの痛みの理解から、非オピオイド、オピオイド、鎮痛補助薬まで取りあげた、臨床のエッセンス満載の1冊。

目次

  • 第1章 がんの痛みとがん疼痛治療の基本がわかる
     がんの痛みがわかる
      痛みとは
      3種類の痛み
      がんの進行とともに痛みは変化する
      痛みの心理面への影響
     痛みの評価ができる
      評価のポイントは問診
      問診で確認する情報
      大切なのは継続的なアセスメント
      痛みについての質問が負担な患者への極意
      画像診断にも目を向ける
     がん疼痛緩和の基本は薬物療法
      がん疼痛治療の夜明け
      WHO方式の成功の秘密
      WHO三段階除痛ラダーをのぼる

    第2章 非オピオイド鎮痛薬がわかる
     非オピオイド鎮痛薬
      NSAIDsとアセトアミノフェン
     NSAIDs
      NSAIDsの副作用
      NSAIDsの選択にひと工夫
     アセトアミノフェン
      アセトアミノフェンの有用性
      使用にあたっての注意点

    第3章 オピオイドがわかる
     オピオイド
      オピオイドとは
      オピオイドの分類
      オピオイドによる依存、耐性
      オピオイドを飲みたがらない場合の対処
      オピオイドの副作用
     オピオイドの使用にあたって
      どんなときにオピオイドを開始するか
      生活支援
      レスキュー薬
      タイトレーション
      医師への伝え方
     弱オピオイド─WHO三段階除痛ラダー第二段階のオピオイド
      共通点は有効限界があること
      弱オピオイドの出番
      強オピオイドへ変更するとき
     コデインリン酸塩
      コデインの概要
      コデインの魅力
      コデインを服用している患者のケア
      強オピオイドへ変更するとき
     トラマドール
      トラマドールの概要
      トラマドールの魅力
      トラマドールを服用している患者のケア
      相互作用
     強オピオイド─WHO三段階除痛ラダー第三段階のオピオイド
      強オピオイドの強み
      強オピオイド製剤の種類と選択
     モルヒネ
      モルヒネの概要
      豊富な剤形が魅力
      モルヒネ製剤の種類
      モルヒネを服用している患者のケア
     ヒドロモルフォン
      ヒドロモルフォンの概要
      ヒドロモルフォンの魅力
      ヒドロモルフォン製剤の種類
     オキシコドン
      オキシコドンの概要
      オキシコドンの魅力
      オキシコドン製剤の種類
      相互作用
     フェンタニル
      フェンタニルの概要
      フェンタニルの魅力
      フェンタニル製剤の種類
      フェンタニル注射剤
      フェンタニル貼付剤
      フェンタニル口腔粘膜吸収剤―突出痛治療薬
      相互作用
     タペンタドール
      タペンタドールの概要
      タペンタドールの魅力
      タペンタドールを使用している患者のケア
      副作用対策
      開始後のケア
      相互作用は少ない
     メサドン
      メサドンの概要
      メサドンの魅力
      メサドンの導入
      メサドン使用中
      メサドンが飲めなくなったら
     腎障害の影響
      腎障害下でオピオイドを使用するとき
      オピオイド使用中に腎機能が悪化したとき
      腎障害下でモルヒネを使用するときのケア
      クレアチニン値の落とし穴
     肝障害の影響
      肝血流をチェックする
      投与量と増量間隔
     オピオイドスイッチング
      換算の方法
      オピオイドスイッチングをしてもうまくいかない場合
     投与経路の変更
      投与経路の選択
      非経口投与は副作用が少ない
      先行オピオイドの減量・中止のタイミング
      持続注射のポンプ
      PCAシステム

    第4章 鎮痛補助薬がわかる
     鎮痛補助薬
      鎮痛補助薬とは
      鎮痛補助薬の出番は
      どの鎮痛補助薬を選択するか
      使用のコツはアセスメント
      鎮痛補助薬使用にあたってのケア
      効果判定―どれくらいで効いてくるのか?
      鎮痛補助薬はなぜ効くのか
     抗けいれん薬
      抗けいれん薬の使用方法
      ミロガバリン(タリージェ®)、プレガバリン(リリカ®)
      クロナゼパム(ランドセン®、リボトリール®)
      バルプロ酸ナトリウム(デパケン®、バレリン®)
      カルバマゼピン(テグレトール®)
      ラコサミド(ビムパット®注)
      ミダゾラム(ドルミカム®)
     筋弛緩薬
      バクロフェン(ギャバロン®、リオレサール®)
     抗うつ薬
      鎮痛補助薬としての抗うつ薬
      三環系抗うつ薬―ノルトリプチリン、イミプラミン、アミトリプチリン、
         クロミプラミン
      デュロキセチン(サインバルタ®)
     NMDA受容体拮抗薬
      ケタミン〔ケタラール®静注用(“1%ケタラール” 10mg/mL)、
         ケタラール®筋注用(“5%ケタラール” 50mg/mL)〕
      イフェンプロジル(セロクラール®)
     抗不整脈薬
      リドカイン(2%キシロカイン®注射)
      メキシレチン(メキシチール®)
     コルチコステロイド
      ステロイドの種類
      ステロイドの使用方法
      早期から出現する副作用
      長期投与による副作用

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