医師がひもとく日本の近世 医療と日本人

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2019-06-15
分野: 医学一般  >  医学史
ISBN: 9784263218808
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商品紹介

雑誌「CLINICAL REHABILITATION」(臨床リハ)の好評連載「歴史への誘惑」へ加筆修正を加えた,待望の書籍化!
リハビリテーション科医,老年科医,神経科医として,日本のリハビリテーション医学等を牽引してきた著者が,日本近世から近代を中心とした医学教育,医制に関する歴史について,細やかに,かつ大胆に切り取り解説.
文化,宗教,政治などを絡めた幅広い医学史の解説により,現代医学・医療の源流と発展をひもとく.さらには,現代医学・医療にもつながる事実や問題を浮き彫りにし,医療職者の好奇心と探究心を強く刺激する一冊.

目次

  • 第一章 江戸に種痘所の開設
     お玉ヶ池の種痘所をめぐって
      コラム エンデミックからパンデミックへ
     日本における天然痘と種痘

    第二章 医学校と病院の導入
     日本最初の洋式病院と医学校の開設
      コラム 坂本龍馬は梅毒だった?
     解剖学と日本最初の人体解剖実習
     病院とホスピタル―長崎養生所の開設以前
     キリスト教宣教師と医療活動―ルイス・デ・アルメイダ
     労役場と流刑の歴史
      コラム 日本での徒刑制度の始まり
     養育所から養育院へ

    第三章 医師の資格制度の整備
     医学校での医師養成と資格制度
     明治初期の医師資格システムの創成
     岩倉使節団と長与専斎
     医制の発布から医師資格制度の確立へ
     明治の医師資格制度で生まれた対照的な医師像―森鴎外と後藤新平

    第四章 感染症対策と衛生行政
     長与専斎と衛生のイメージ
     幕末のパンデミック,コレラ大流行
     明治期の伝染病対策と衛生行政
     急性伝染病から慢性伝染病へ
     ハンセン病者の隔離運動
     国民病とよばれた結核のイメージ

    第五章 江戸文明社会における蘭学・洋学の展開
     江戸時代の医師の西洋医学志向とシャムベルゲル
     ケンペルのみた理想の国,日本
      コラム ケンペルによりヨーロッパに紹介された日本の鍼治施術
     杉田玄白と大槻玄沢
     『解体新書』の大改訂
     梅毒の専門医・杉田玄白
     嵐山から桂川へ
     自然の勢いを確信した蘭学者達
     名門蘭方医の森羅万象
     辞書の時代―「江戸ハルマ」と「長崎ハルマ」

    第六章 啓蒙主義の時代から和製漢語の創出へ
     啓蒙主義時代の『養生訓』
     日本学として庶民に浸透した国学の広がり
     啓蒙意識の高まりと『厚生新編』
     「健康」という言葉の創出
     通義,権理,権義,そして権利
     更生とリハビリテーション―用語をめぐって

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