マインドフルネス精神医学

出版社: 新興医学出版社
著者:
発行日: 2019-07-25
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784880028705
書籍・雑誌
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3,080 円(税込)

商品紹介

本書はアメリカ精神医学会による精神科医のためのマインドフルネス臨床実践をまとめたものです。
日本の禅文化がマインドフルネスとして逆輸入されていますが、わたしたちにとって親和性が高い割にまだその価値が十分に認識されていません。
臨床でマインドフルネスを実践するためには治療者自身も精通することが必要です。
マインドフルネスの実践により新しい医師—患者関係がうまれ、治療自体がマインドフルなものになります。
ぜひマインドフルネスを使いこなし、日々の臨床にお役立て下さい。  

目次

  • Chapter 1 マインドフルネスとは何か?
          マインドフルネスと瞑想の歴史
     
    Chapter 2 可塑性と統合:マインドフルネスの神経科学
     マインドフルネスと心理療法:縦の統合と横の統合
     マインドフルネスの全スペクトラム:実践形態,メカニズム,統合
     身体のマインドフルネスと自己知覚:新皮質の統合
     感受のマインドフルネス,慈しみ,自己制御:辺縁系の統合
     マインドフルネスと自己超越:中核脳の統合
     まとめ:マインドフルネスと神経精神医学の未来
     将来の研究と考察のためのキーポイント

    Chapter 3 マインドフルネスの実践
     マインドフルネス実践に対する姿勢
     よくある誤解:実践の目的VS実践の副産物
     正式な実践VS非正式な実践
     正式な実践を始めるにあたって役立つ助言
     マインドフルネス実践の3つの方法
     今後の研究と考察のポイント

    Chapter 4 人に説くことは自分でも実行せよ
         マインドフルな臨床家
     臨床家にとってのマインドフルネスの利点
     臨床家のためのマインドフルネス実践の確立
     臨床家のマインドフルネスの課題と障壁
     さらなる研究と内省のためのキーポイント

    Chapter 5 マインドフルネスの練習
          セッションの内と外におけるマインドフルネスの統合
     マインドフルネスの「適合性」
     練習の概念的な概要:SPARKモデル
     セッションにおける練習
     形式的な練習
     非形式的な練習
     マインドフルネス練習へのあなたの指導力を向上するために
     セッション外での練習
     マインドフルネスの練習の障害
     マインドフルネスの有効性を再考する
     さらなる学習と省察のためのキーポイント

    Chapter 6 精神疾患の治療法としてのマインドフルネス
     特定の疾患を対象としたマインドフルネスに基づく介入
     マインドフルネスを基にした治療の個別化に向けて
     結論と今後の目標
     今後の研究における重要課題と振り返り

    Chapter 7 マインドフルネスと瞑想がもたらすウェルネス
          精神医療におけるポジティブ心理学の広がり
     ポジティブ感情
     エンゲイジメント
     ポジティブな関係性
     意味・意義
     達成
     まとめ
     今後の研究のためのポイントとまとめ

    Chapter 8 青少年へのマインドフルネスのすすめ
     青少年のマインドフルネスに関するエビデンス
     マインドフルネスの潜在的理論と青少年への効果
     マインドフルネスと幼い子ども
     マインドフルネスと青年期
     子どもの発達とマインドフルネス
     子どもとのマインドフルネス実践
     マインドフルネスと精神病理学
     後学のためのキーポイントと振り返り

    Chapter 9 マインドフルネスによる物質使用障害治療への介入
     作用機序
     物質使用障害治療におけるマインドフルネスの利点
     物質依存におけるマインドフルネスに基づく介入
     物質使用障害を治療する臨床家のためのマインドフルネスに基づく介入
     今後の研究と省察のためのキーポイント

    Chapter 10 マインドフル・イーティング
     マインドフル・イーティングの歴史
     マインドフルネスが食行動に与える影響
     マインドフル・イーティング 指導のプロトコル
     マインドフル・イーティングの研究
     マインドフル・イーティングの臨床応用
     マインドフル・イーティングを学ぶ際の問題
     今後の研究と考察のポイント

    Chapter 11 マインドフルネスとテクノロジー
     日常生活のテクノロジーをマインドフルに用いる
     マインドフルネスを強化するテクノロジー
     マインドフルテクノロジーの将来の方向性
     今後の研究とアイデアのためのキーポイント
     
    付録A 瞑想の音声ガイド
    付録B マインドフルネスの参考資料

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